kotoba日記                     小久保圭介

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LOVEJOY

2009年08月28日 | 生活
朝と帰りに、
自転車通勤の時、
音楽を聴きながら行きます。
今朝は、「LOVEJOY」の「あの場所へ」を聴きました。
そろそろ、聴こうかな、
と思っている音楽の一つです。
CDのジャケットも素晴らしく、
友人も「良いなあ、このジャケット!」
と言っていました。
音楽を聴くタイミングがあって、
本でもそうですけれど、
ドンピシャの時に出会えば、
素晴らしい。
問題はこっちの側にいつもあって、
あとはタイミングを計るだけです。

最近は、マジで長労働でくたくたで、
時間のやりくりを本気で考えています。
人の時間を生きるのは嫌だけれど、
お金を貯めるためには辛抱も必要で、
ならば、時間は作るもの、
という言葉を胸に、
自分の時間を大切にしています。

夜、オジとぐったりしていました。
もう二人とも、限界で、
僕らの後ろから、
秋の虫が鳴いています。
「小久保君、聞こえるか」
とオジ。
確かに、少し聞こえます。
オジは、虫が鳴かなくなると、
妙な声を出して、虫に対抗します。
すると虫が鳴き出します。
「どうだ!」
とオジ。
それを何度もやっています。
僕は数日前の新聞だったか、
ネットだったか、
5万円ぐらいで、
家系図をしらべてくれる、
それもかなりさかのぼって、
という記事を思い出していました。
僕の父方の家系図を、
父に見せてもらったことがあり、
小久保という家の家系ではなく、
山本という人と小川という人が、
小久保の家に養子にきて、
そこで山本と小川が結婚して、
というのが、
父方の家系のだいたいです。
小川国夫という作家は、遠縁に当たるそうで、
ならば、わずかでも、言葉書きに、
僕も向いているのかも、
と思い込まないと、
これからどうやって生きていけばよいか、
まったくわかりません。
「この道より、他に我を活かす道なし、この道を行く」
の心境です。
話が逸れました。
オジと僕は、もう限界で、
労働というより、
まどろんでいる、
と言った方が良いと思います。
「オジ、5万円で、家系図を作ってくれるとさ」
と言ったつもりが、
「オジ、5万円で、家計簿を作ってくれるとさ」
と言っていたらしく、
「あ?」
とオジが、聞き返すので、
間違いが判りました。
それぐらい僕らは疲労していて、
後ろで、虫が鳴いていました。
「熊野で小久保君は確かに海賊をしていた」
とオジも言います。
僕も、いつの時だったか、熊野に住んでいた時があると思います。
それは、去年、松本峠で実感しました。
そんな話をして、
僕らは遅くなった夜の中にいました。
オジはまた、
妙な声を出して、
「むむむむむ」とか、そーいう声です、
秋の虫が鳴くのを待ちました。
鳴きました。


コメント
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