kotoba日記                     小久保圭介

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気の詩雨

2008年10月17日 | 生活
サザンカ、どんどん、つぼみ、多々。
もう一つ、花が咲き始めています。
そのうち、
ここらあたりは、花だらけ。
先日までは、キンモクセイの花があって、
今からはサザンカ。良いです。

木之下、
と打つはずが、間違えて、
気の詩雨、と出た。
面白いので、そのまま。「気の詩雨」。
木之下 晃著「武満徹を撮る」読了。
続けて、
武満徹著「Visions in Time」読み始め。
理由が判らないけれど、
もの凄く引き込まれる本です。
静寂、というにふさわしい、
静けさの文体は、
これは一体、何だろう、
と、思います。
読んでいて、
こっちまで、静かになってくるので、
ここちよさが抜群。
音楽家が書いた文章、
というより、
武満徹の文章は、
何か、特別な感じがします。
ずっと前に読んだ「時の園丁」でも、
確か、この静けさがあったはず。
どうして、こんなに静かな文が書けるのだろう、
そればかり思っています。
意図的に静かなイメージで書く人はいるけれど、
武満の文は、意図的というより、
宇宙的。
この静けさは、無音のイメージが強い宇宙のそれ。
だからといって、無機的ではなく。
右ページに文、
左ページに絵、
の、本。

コメント
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