家人はカメラは買わないことに決めたと言う。家人の友人で昔ゼミで同じだった,今は亡き晃三君がカメラが趣味でいろいろと撮ってくれていた。学生身分で上等なカメラをどうして買えたのかはよくは知りませんでしたが、彼のお父さんが趣味に徹した人であったことが影響したのでしょう。家人は家人のお父さんは仕事が趣味で不粋な(面白味のない)人だったと貶〔けな〕すが人それぞれです。家人はカメラは晃三君と決めておきたかったようです。それに、家人はカメラを持つと撮ることに夢中になってその景色の瞬間や雰囲気を一体となってゆったりとした気分で楽しめない性質だと言う。景色を鑑賞し堪能した記憶を頭に残す方が写真として紙や記憶媒体に残すより心豊かになって私もよいと思います。忘れればそれで終わりですが人生なんてその時々をいかに感じるかでしょう。つまらないと感じるときも綺麗だと感じときも、苦しいときも愉快なときも、怒ったときも喜んだときも、泣いたときも笑ったときも、悲しいときも幸せなときも、いろいろあっていいんじゃないの。そして忘れてしまったことは無理に思い出さなくても…。
◆ビーフシチュー ◆筍とクレソンのサラダ ◆はんぺんのチーズ焼き ◆キャロットラペ ◆ご飯
~ ~