僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

瀬谷そば(瀬谷)

2023年12月31日 | 麺をいただく
大根そばを頂く。
食券と引き換えに
ラップにまかれた大根と
醤油を渡され
一瞬
えっ・・・
てなる。
その後気を取り直して
とにかく大根を擦る!擦るっ!!擦るっっ!!!
デカい大根とはいえ
本気でするとあっという間に全ておろし大根になる。
なったころに十割蕎麦がやってくる。
その蕎麦に
ジャバッと
下ろしたての大根をぶちかます。
その蕎麦に出汁醤油を回しかけて
ザザッと頂く。
実に野良じみた粗にして野だが卑ではない
の逸品。
荒っぽいが冷たさで
ギュギュッとしまった麺と
おろしたての大根と
だし醤油の愛称を感じることができる。
押し出し式という十割蕎麦マシーンを使っているのだそう。

関東ふれあいの道(飯能アルプス)

2023年12月30日 | ぶらぶらする

35年ぶりの飯能歩き。
半ば無理やり連れてこられていたこの山域に
またこうして足を踏み入れる日がこようとは。
本日の行程も
正丸駅【290m】五輪山【700m】
伊豆が岳【851m】古御岳【830m】
高畑山【695m】中ノ沢頭【622m】
天目指峠【490m】子ノ権現【640m】
吾野駅【290m】
と小さなピークが盛りだくさん。

6時半西武線正丸駅到着。
この時点で既に感無量。
小さい頃は隣駅の芦ヶ久保から正丸峠によく連れてこられたなぁ。
まずは正丸駅から線路をくぐって

小川沿いに歩くアプローチ。
丹沢と違って細くて急な流れだなぁ。
安産地蔵。

ドでかい岩から登山道が始まる。

丹沢と違って里山感が強いなぁ。
水の流れも全く違って新鮮!

背後に目をやっても
アウェイすぎて同定できない山だらけ笑。
尾根に出たら
グルッと巻くように高度を上げる。

軽い岩場。

北側の眺望が開けるけど

ド素人な奥武蔵、
やはりまったくわからないや。
8時半五輪山【700m】

だだっ広い広場にベンチがちょっとあるのみ。

天気は依然として素晴らしい冬晴れ。

南へ下ると

伊豆が岳名物

男坂の直登鎖場!
と胸を躍らせるも
まさかの立ち入り禁止・・・。

ガスの中を這うように鎖をたどった
この岩場だけは鮮明に覚えていたのに。
やむなく右の女坂をからゆっくり上る。

あの頃もこうやって上った日もあっただろう。
杉からこぼれる光が気持ちいい。

男坂と女坂の頂上合流地点。

この岩の向こう側に越えると

8時45分伊豆が岳【851m】

時間に余裕がありすぎると判断し

相当早いランチ。
関東平野を一望している。
のかな・・・?
さて伊豆が岳を越えていきますか!
採石所越しの多分雲取山方面。
南向きとは思えない暗い尾根筋を進む。
9時30分【古御岳】
なんて読むんだろう。
ゴミ岳?
なんて思っていたらコミタケだった。
マジでわからない山ばっか。
川苔山あたりかしら。
10時高畑山【695m】
ここからルートは東へ巻き始める。
先ほど越えたばかりの伊豆が岳。
ナローノ高畑山・・・。
どういう意味だろう・・・。
開けた尾根に出ると
イミフすぎるオブジェ・・・。
変電所のような・・・
リフトの支えのような・・・
どちらにしてもケーブルがないので
電波系のなにかだろうか。
鬼の面のようでもある。
さてラピュタのような岩を越えて
10時半【中ノ沢頭】
10時50分天目指峠【490m】
昭和35年開通の峠で
峠を攻めるヒルクライマーが
バチバチを競う。
なお天目指と書いて
アマメザスと読み
天目=豆柿
指=焼き畑農業
のことらしい。
聞いてもなおわからん笑。
もう半分きてしまったらしい。
さみしい・・・。
こっちにいけば「山道」との道標・・・。
知っとるわ!
と叫びたい。
さて一気に登る。
もうここを上ったら終わりなんだと
惜別の念を込めて一歩一歩踏みしめる。
あっという間に平地になって
11時30分愛宕山【660m】
あぁ、あとは下るだけ。
もっと遠くへ行きたかった・・・。
11時50分子の権現【640m】
天台宗のお寺でネノゴンゲンと読むらしい。
この辺りは車で入ることができるので
もうここは観光地。
足腰の御利益があるってことで
巨大なわらじや下駄が並ぶ。
高台の展望台からは
関東平野が一望でき
頑張ればスカイツリーも見える。
やや遠いものの
超頑張れば夜景も奇麗に見えるかも。
とんでもないサイズのハイヒール・・・。
一応お参りをして下山する。
あの尾根が棒の折山で
東京と埼玉の県境かな!
蜜柑色の仁王像に見送られて下山開始。
山門があるのに鳥居もある
神仏習合のお寺さん。
埼玉県指定天然記念物の木。
薄暗いスギ林をひたすら下る。
まだ12時だというのに
もう下るだけ・・・。
千と千尋システムでいくと
常世から現世に帰る橋。
あらよっと!
軽々戻ってきてやったぜ現世。
というわけで12時半登山終了。
ここからおまけみたいなもんだ。
12時40分浅見茶屋。
古民家リノベーションで実に素敵。
長﨑のばぁちゃん宅を思い出す。
うどん1杯を待つこと実に2時間10分・・・。
ひたすらストーブに当たり
リュックのご飯を空にしたり
待ちながらコーヒー淹れたり・・・。
名物の肉汁うどんはすでに売り切れ。
田舎うどんを頂く。
竹の器に入った湯だめうどんを
甘じょっぱい
肉の入っていないけんちん汁のような
つけダレで頂く。
店のレトロな雰囲気も素晴らしく
熱々でおいしく頂けるのだけど
如何せん提供に時間がかかる・・・
かかりすぎる・・・。
サイドメニューとか頼まなくて心底よかった。
あとは車道をあるくだけ。
吾野駅へ一直線。
統合公園の手前から右に入って
山の裾野を縫うように線路沿いに東へ。
線路を渡って
線路をくぐると
16時吾野駅【290m】
単線の秩父線が入れ違う2面構造になっている他
実は西武池袋線と西武秩父線の境界駅にもなっている。
知らんかった!
16時15分正丸駅帰着。
眺望はほとんどない山歩きで
いつの間にやら奥武蔵なんて名称がついていたけど
久しぶりの秩父。
楽しかった!

萬金(小田急相模原)

2023年12月29日 | いろいろいただく
焼餃子・玉子スープ・ライスを頂く。
小田急相模原から南に商店街を抜ける。
初めて歩く町田が
面白そうな店が多い。
野田のホワイト餃子にはじめてお目にかかるのが
まさか神奈川だとは夢にも思わなかった。
蒸し焼きではなく
たっぷりの油でフライパン焼きにするので
お尻から見ると焼きというより揚げの風貌。
上から見るとホワイト感が残る。
卓上の餃子のたれには
酢・ラー油が混ざっており
これにおろしニンニクをぶち込んで頂くのが
相模原スタイル。
師走の忙しい中
大繁盛のようで
店外まで待ちの列は伸びるが
メニューは餃子・バンバンジー・キムチしかないので
割とサクサク回転する。
パリッと焼き揚がった皮は固めで
肉汁の暴発予防で一口で頂くのはやめておくが
野菜たっぷりで
一口頂いては
たれにつけ
二口頂いては
ニンニクにつけと
味の濃さを調整しながら
あっという間に頂く。

境華楼(三ツ境)

2023年12月27日 | いろいろいただく

三ツ境駅から商店街を南に下った
50年続く老舗町中華。
うづら丼を頂く。
挽き肉ホイ飯に卵の黄身をのせただけの
これ以上足すことも引くこともできない
シンプルイズベストの逸品。
うずら要素はゼロとみたが
とろみx旨みのおかげで
レンゲが止まらなくなり
流し込むように一瞬で食らいつくしてしまう。
悪魔的な魅力はとどまるところをしらない。
食べるほどに満腹中枢がマヒして
完食したころに餃子でも・・・
と危うく追加しそうになるが
ここは忍の一文字で耐え忍ぶ。
中華スープもよき!

いむら(川崎)

2023年12月26日 | いろいろいただく
どうしても寒ブリが食べたくなり
川崎駅西口の魚料理店で
寒ぶりの刺身とさくら海老のかき揚を頂く。
達筆すぎて
何が書いてあるのか分からないレベル笑。
これはよい!
身の締まって甘味たっぷりの
富山産寒ブリ!
お椀がなめこ汁というのも揮ってる。
かき揚げは極上の土地のものを知ってしまっているので
土地のものは土地で頂いた方がよい部類に入るかな。