僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

福宝(南万騎が原)

2024年08月31日 | カレーをいただく

カツカレーを頂く。

ああ〜いいわぁ〜。
完全に学食のカレーだわ。
玉ねぎと巨大なカツの存在感がすげえ。
小麦粉たっぷりで
何日も寝かせたような
重厚なカレーソース。

巨大なカツは噛みきれないほど固く
お世辞にも上等とはいえないが
当たり前にうまいこのカレーソースと
ゆるーい豚バラの組み合わせは
一度お試しいただきたい。
町中華でカツカレーという変化球にも関わらず
チャチャっと提供されるスピード感も無視できない。
そして大盛りでもないのにこの満腹感!

まほろば館(新橋)

2024年08月30日 | 麺をいただく
夏季恒例の
奈良県民と行く
奈良物産館で頂く
奈良かき氷!
初めにきつね素麺で胃を整える。
実に上品。
茹でる女性はなぜか南米人。
なぜ・・・。
キリッと冷えた薄い鰹だしで
極細素麺が何杯でもいける。
そして本日のメインディッシュ
奈良のミルク金時かき氷+きな粉。
氷はともかくとして
ミルクも餡子もくず餅もきな粉も
奈良県産というこだわりの逸品。
見た目はシンプルながら
中身は餡子とくず餅がたっぷり。
氷と餡子と葛を同時にほおばった時に感じる
悠久の時間はまさに奈良。
この時が永遠に続けばいいのに
と願わずにはいられない。

日向(新橋)

2024年08月29日 | 揚げものをいただく
メニューは1種のみ
まさかの厨房1人+ホール1人の2オペ。
極限まで効率重視な宮崎ランチ。

着席すると勝手に運ばれてくるチキン南蛮。
怪しげな日本語を話すこの女性は
宮崎出身ではなく
中国出身に違いない・・・。
しかし巨大でよく揚がった
チキンだこと。
デカいだけでなく
ごはんのお代わりも自由。
お代わりは自由でも
店員さんの日本語は不自由なので
できる限り早めに声掛けすることをおすすめする。
タルタルソースも
唐揚げもたっぷりだが
なにより皿の底にたまった
甘辛ソースがたっぷりすぎる。
ご飯お代わりで完食すると
ビッグマック4つくらいの満腹感。
うぃー。

庄司(川島)

2024年08月28日 | 麺をいただく

すったてうどんを頂く。

いいなぁ。
のどかな田園地帯を
ゆっくりとばす軽トラと
突然現れるうどん屋と。
ご当地のゴマ汁に

茗荷タワーつきの骨太うどんを沈めて
わしわしとかみ砕きながら頂く。
とにかく硬い。

噛むほどに小麦が染み渡る。
武蔵野うどん最強の硬さかもしれん。
ゴマもつけダレとして頂くと
相応な塩味を感じるが
たれのみで頂くと
意外にもゴマの甘味が強烈であることが分かる。

これは茗荷の薬味マジックに違いない。
茗荷が入ることで
実にキリッと爽やかな辛味に仕上がる。

ワサビは入れない方が風味がたってよろしい。

しかし700gはやりすぎた!

小さなカレー屋(大久保)

2024年08月27日 | カレーをいただく

牛すじカレー大盛・味噌豚追加を頂く。
暑い・・・
すこーしだけ暑さが緩んだとはいえ
まだまだ暑い。

折しも台風10号がゆるゆると上陸の機会をうかがっているさ中、
ただでさえ耐え難い蒸し暑さだというのに
12時にあわせて激しい夕立。
あっという間に上がって
カンカン照りの
天然スチームサウナのできあがり。
これはもうカレー一択でしょ!

重たい鞄・上着・傘を握りしめて
15分ほど行列。
オフィス街ま少しあるせいか
勤め人の並びは少なく
バラエティに富んだメンバーが並ぶ。
カウンタ―のみ8席で行列あり。
カレー専門店なので回転は早いと言いたいところだが
これがとんでもなく遅い。

夫婦でカウンター内を仕切っているが
ニコニコ笑顔のお姉さまは
終始オーダーを忘れて何度もやり直しを繰り返し
とんでもなく時間をかけて米をお皿に盛り
盛っては整えさらに盛るを繰り返す
こだわりの米盛職人のようなお兄さまで
提供までにむっちゃくちゃ時間がかる。
そしてそれを笑顔で良しとする
優しい世界がここにある。

カレーはめっちゃシナモン!
和風な体を装ってはいるが
完全にスパイスなやつ。
牛すじはカレーではなくライスにオンするところが面白い。
味噌豚はまんま味噌豚。
なぜカレーに味噌・・・。
ボリュームは素晴らしく辛みのない
家庭的かつシナモン。
いつまでも食べ続けたくなる
魔性のカレー。