僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

鳥つね自然洞(末広町)

2020年06月30日 | いろいろいただく

開店3分前!
やたっ!
行列4人目。
せっかくなので特上もつ入親子丼を頂く。

7人がけのカウンターに4人がけという
コロナ対策。
作り方が大変に面白い。
カウンターに鍋をズラッとならべた
スペースフル活用の作り方なのだが
鍋に肉と割りしたを入れる工程を
カウンターで行い
その後2皿ずつ火にかける。
同時に白玉赤玉を使いかけて玉子をとき始め
投入。
その間に米をしいた丼が用意され
具合よしとみると
電光石火でエイヤッ!
と鍋から丼に移す。
なるほど熱の通り具合が肝なのね。
もちろんその間も次の準備に余念がない。
素晴らしい1人流れ作業。

卵はこゆい!
その卵の固まってるところあり。
全く固まらず
ほぼ卵かけご飯なところあり。
ムラの多い火の通り具合。
割下の香りがすごくいい。
味付けはスープも込みで薄め。
肉と卵の味をしっかり楽しめる。
肉はグズグズした
水分多めのひなっぽい肉なんだけど
鳥レバーがたっぷりで
好きな人にはたまらない。
カウンターの向こう側で
鼻歌まじりで手際よくよそうちょんまげ親父は
愛想が悪いわけじゃないんだけど
従業員への態度が冷たくてちょっとなぁ。

勝烈庵(関内)

2020年06月28日 | 揚げものをいただく
横浜をしるために
神奈川県立歴史博物館を訪問。
一番知りたかった
開国についての資料は薄かったが
横浜と関内。
この関係について知れたのは
実に興味深い。
関内は文字通り
外国人居留地と日本人居住地の関所にあたり
マカオでいうところの
関閘にあたるんだろう。
馬車道、日本大通りは
租界地側で
昔ながらの洋館が
少ないながらも残っている。
関所の内側が日本人居住地の伊勢佐木町。
さらには横浜駅も現在の位置に移転をし
当時の遺構はさらに減ってしまったものの
そもそもの横浜の起源は
ここ関内の界隈というわけだ。
伊勢佐木町という微妙な位置の町が
なぜこんな微妙な発展をしており
さらには外国人も多い理由がわかった。
生粋の浜っ子とは
ここ伊勢佐木町っ子をさすといっても過言ではない!

さて
そんなかつての賑わいの名残りの
勝烈庵で勝烈定食を頂く。
薄い!
だけどヒレ!
ソースが無茶苦茶変わってて
玉ねぎをたっぷりすり下ろしたような
辛くない水っぽいカレーの味。
目の前の揚げ場では
それはもう大量のパン粉をパフパフして
三基の寸胴でひっきりなしに何かを揚げている。
勝烈に肉はヒレ。
甘くて柔らかいが
とにかく薄い!
そしてちっちゃく8等分にカット。
なぜ?!
肉は普通というかむしろペラいんだけど
とにかくソースが個性的。
一枚一枚串をうってあげているのも面白い。
ソースが気に入った人は
おかわり自由のキャベツで
ひたすら満喫するがよろしい。

ボアトゥン&ジェイズ(伊勢佐木町)

2020年06月27日 | いろいろいただく
今日はなぞの多い街
伊勢佐木町で
ガパオガイを食べくらべ。
まず先に関内駅すぐにある
不思議な雑居ビルから
ボアトゥンのガパオガイ。

不思議な雑居ビルにあって
なかなか入りづらい・・・。
入ってもなかなか店員がよってこない・・・笑。
こりゃなかなか。
そんなこんなで
無事ガパオガイゲット。
最近はジャスミンタイ事件の一件以来
ガパオが入ってさえすれば
なんかこう安心してしまうようになってしまった笑。
こういうのよくないよ!
ちゃんとやろう、タイ料理店!
続いて
伊勢佐木町に場所を移し
本当にタイにありそうな
路地裏のタイ食屋
ジェイズストアへ。

内装から何から
本当にタイにありそう笑。
タイの食材なんかも売ってるし。
同じくガパオガイを頂く。
ガパオの量は圧倒的に
ジェイズがおおい。

けど味付けは
ボアトゥンがうまい。
ジェイズの屋台のような雰囲気はすきなんだけど
ケチャップのような
妙なスパイスの味がする。
なるほど
このスースーするのが
ホーリーバジルなんだな。
料理としては
ボアトゥンが上だけど
ガパオの味を知りたかったら
まずはジェイズへ。
ってかんじかな。
しかしこの辺りのタイ料理の多さときたら笑。
十字路の四方が全てタイ料理!
余談ながら
この1枚なんて
日本の横浜どころか
上海の繁華街にしか見えない。

エーラージ(東池袋)

2020年06月26日 | カレーをいただく
ここへたどり着くまでどれだけ苦労したことか・・・。
いつきても休みなんだもの。
この店やべえ・・・。
完全にインドだわ。
香りがもうニューデリーに降り立った時と
完全に一致。
客層も怪しさ満点。
上級者向けインド料理だね。
スプーンを使わず
手でこねくり回してる猛者もいるし。
ランチメニューではないみたいだけど
マトンビリヤニを頂く。
何と最後の一皿。
今日は最高の日だ!
ホールのインド人のお姉さんが
やたらとフレンドリーで
すこぶる話しかけてくる。
これも人気の一つなのだろう。
そしてこれはうまい!
とてもデラックスなビリヤニ。
香草とバスマティがこれほどまでに
あってしまうとは。
もういくらでも食べられる。
ビリヤニ中毒という単語があっても
まったくおかしくない。
というかあるべき。
さらっとだされてるけど
ものすごく手間かかってるなぁ。
マトンは骨ごと小さくカットされてて
まさに骨髄ごとしゃぶりついてしまう。
添え物はよくわからないんだけど
最終的に全部混ぜちゃう。
あってるかどうか知らないけど
そこはインドの寛容性を信じちゃう。

みのがさ(蔵前通り)

2020年06月25日 | 麺をいただく

ミニカレーセットに生卵をおとしてもらう。

濃いめのつゆながら
しっかり出汁がとれており
江戸前にしては辛くない。
すっとーん!と
ストレートな細麺で
ずずっ!とすすりやすい。
ザ蕎麦っ喰いな
あの音をたてながら頂くことができる。
葱がぶ厚いねえ
などと言いながら
気分はすでに喬太郎。
ここは卵じゃなくて
コロッケにしておくべきだったか?!
ただ蕎麦屋の腕から
カラフルな洋風刺青がのぞいてるっていうのは
どうも粋じゃないねえ...。