僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

下鴨神社(京都)

2013年01月30日 | ぶらぶらする

出張ついでにお城を攻めようシリーズ

今回は憧れの下鴨神社!

京都随一の静寂に囲まれた穴場スポットとのうわさ・・・。

とりあえず今回も京都駅からプップーとバスに乗る。

京都は観光客慣れした都市でホント交通がわかりやすい。

出町柳で降りてびっくり、

鴨川出会いのロケーションなのね。

Dsc_6268

飛び石で中州へ渡るのも京都だとなぜかおしゃれ。

Dsc_6269

森に吸い込まれるように参道を歩く。

左に見える看板に『糺の森』とありタダスノモリと読む。

さっすが京都、漢字も意味深。

つか読めねーよ。

Dsc_6270

下鴨神社は無料なところもポイントが高い。

Dsc_6271

世界遺産なのに無料。

Dsc_6273

ってところに

下鴨神社は糺の森という聖域の一部である。

という考え方が感じられるのは深読みしすぎかなぁ。

参道入り口から歩くこと15分。

ようやく大鳥居へ到着。

Dsc_6274_2 

そしてこれが京の七不思議にも数えられる

連理の賢木。

Dsc_6275

2本の木が1本に絡み合う下鴨のシンボルだそうな。

この木は下鴨の御紋にもかたどられている。

Dsc_6277

なーんて思って感心してたら

木とは関係のない双葉葵という紋だったみたい。

てへっ。

境内にはみたらし団子の発祥と言われる

御手洗社もある。

Dsc_6278

周りでみたらす団子を売っているわけではないので

そこら辺を期待していくと間違いなくガックシ。

しかし川の中州に建っているだけあって

ほんとに流水が豊富。

Dsc_6279

こちらが拝殿への中門。

Dsc_6281

ただ中は工事中だかなんだかよくわからないパッとしない作り。

Dsc_6294

十二支毎のご祭神がならんで

どこが拝殿でどこが本殿だかもわからない。

そんでもって頭上にはトタン屋根・・・。

そんなこんなで摂社の三井神社の方がなんだか興味深い。

Dsc_6281_2

その名のためか某巨大商社からの奉納も目立つ笑。

その他、

中庭にはデーンと4つの社殿が配置され

とにかく不思議な造り。

Dsc_6290

無料ながら拝殿もわからないとは

禁足地が広いのかなぁ。

Dsc_6295

糺の森は何本もの川が静かに流れ

古都にふさわしい喧騒をまったく感じさせない

聖域の呼び名がぴったりの

森でした。

Dsc_6287


東海自然歩道(日本平)

2013年01月27日 | ぶらぶらする

あまりにヒマなので近所をプチハイキングすることに。

スタートは船越小学校の脇道。

14:30

Dsc_6245

自然歩道どころか油断すると撥ねられるほどの交通量。

命からがらでトンネルをクリアしたりして

30分ほどコンクリ道をのぼると

ようやく自然ぽい道に入る。

15:00

Dsc_6247

ここの分岐からはいい感じに富士山が見える。

Dsc_6248

細くうっそうとした尾根道をテッテコテッテコと歩く。

Dsc_6250

地元民のウォーキングコースにもなってるようで

軽装であるく人とちょいちょいすれ違う。

30分も歩くと

あっ

という間に山道はおしまい。

15:30

Dsc_6253

ここから車道を何本かまたぐと

日本平の駐車場に到着。

16:00

Dsc_6254

駐車場からさらに10分ほど歩くと

山頂展望台。

Dsc_6263

清水港を眼下に望み、

駿河湾越しに富士山~伊豆半島の流れがすばらしい。

山頂から公共機関で清水駅とつながっていないという

致命的環境の為、

熱いお茶とお菓子で休憩しながら

迎えの車を待つ。

大改装された日本平ホテルのロビーから見る富士は

さながら絵画のような大迫力!

Dsc_6265

朝夕眺めていると新しい発見があるんだろうなぁ。

とりあえず大半は『自然歩道』というより

『車ばかりの見通しの悪い峠道』


そうか、もう君はいないのか(城山三郎)

2013年01月20日 | よむ

Dsc_6241

これはとてもいい本だ。

城山三郎といえば経済小説の重鎮で

坦々とした抑揚のない文章が

わかりやすくも没個性的で苦手としていた。

しかしこの本は死別した妻との思い出を

生前の城山が描きためた随筆のようなものを娘さんがまとめた

随筆集のようなものであり

城山の作品の中でも異色である。

内容は死んだ妻へのラブレターの一言に尽きるのだが、

読んでいるこっちが恥ずかしくなるくらいだ。

あんなこともあったなぁ

こんなこともあったなぁ

とページはすすみ、

さすがに書けないことは書いていなのだろうけど、

最初の一文字から最後の「。」まで妻への思いがあふれている優しい一冊。

いい歳のとり方をしているなぁ

と思う。


バリ男(日本橋)

2013年01月18日 | 麺をいただく

Dsc_6238

気合いらーめんを頂く。

どこらへんが気合いなのかというと

らーめんを台においてから

「チョイッス!」

とダチョウ倶楽部のようにらーめんに気合を入れるので

気合いらーめん。

Dsc_6239

らーめん自体は普通のらーめんなので

恥ずかしい方はおやめになった方がよろしい。

いわゆる二郎インスパイアの類だが

バター風味が強く

マイルドな味なので

二郎にがて・・・

という人でも食べられると思う。

にんにくは

「ニンニクやっちゃってください」

と言われるだけで客の自主性に委ねられる。

二郎みたくニンニクは?

と聞かれることはない。

ちなにみににんにくは

・一杯:イケメン

・二杯:超イケメン

・三杯:バリ男

なのだそうだ。。。


大多福(浅草)&椿(上野)

2013年01月17日 | いろいろいただく

Dsc_6235

いつかはいってやろうと虎視眈々と狙っていた

浅草の老舗おでん屋。

入谷から歩いてびっくり、

吉原のお隣なのね。

19時ごろの入店でタイミングよくカウンター最後の1席に滑り込む。

ちゃちゃっとすませようと思っていたので

まずはサッポロ赤ラベルと大根・こんにゃく。

あっさり出汁がうまくてチュチュッと皿ごといってしまう。

続いて牛すじ煮・樽燗酒・卵・つみれ。

卵もグジュグジュに汁で溶いて頂く。

締めは正月だしってことで餅袋で最後までアツアツのだし汁を楽しむことにする。

40分ほどでサッと席を立つ。

なんて小粋なんだ!

河童橋から浅草通りで上野まで戻る。

ほろよい気分での締めは上野の人気店、

油そば椿に決定。

Dsc_6236

閉店時間も近いのに行列・・・。

Dsc_6237

ナッツならゴマやら入ってとってもジャンクだ!

なぜだか鶏ガラスープがついてくる。

ラー油も酢も2周ほどまわしかけするのが

油そばの流儀だね。

久々にこんなジャンクなもの食べて

胃もたれ必至なのだが

やっぱりこういうエッジのきいた食べ物は

都会じゃないと食えないしねー。

麺に歯ごたえと弾力があり

とてもうまかった。