僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

コロンビア8(八重洲)

2023年11月30日 | カレーをいただく

キーマカレーのソース・ライス両方大盛を頂く。
同じヤエチカの東京ラーメン横丁のおかげで
集合店舗系は食指が動かなかった
トーキョーカレーカルテット。

が、しかし
こんななりを見せつけられてしまっては
これは看過できませんな!

もう見た目からしてカオス。
右手にスプーン、左手にししとう。
でししとうをかじっては
口の中にししとうの苦さを残しつつ
カレーを口に含むのだそうだ。
さらにはグレープフルーツジュースも
ちょい飲みしては
グレープフルーツの苦さを口に残しつつ
カレーを含むのだそう。
うーん・・・
よくわからん笑。

もちろんうまいのだけれど
無茶苦茶うまいかと言われれば
ちょっと薄味で物足りなかったりもして
そうはいっても初めての経験に興奮がとどまることを
知らなかったりして。
ソースは大盛がおすすめ。
ソースの海をスプーンで
掻き集め掻き集めして
中央の島を削って削ってして頂く。
ししとうのよさはよくわからなかったけど
グレープフルーツジュースはおいしい!

銀笹(新橋)

2023年11月29日 | 麺をいただく

塩ラーメンと鯛飯を頂く。

新橋エリアではあるが
昭和通りを挟んだ
築地とも汐留ともいえるようなロケーション。
奥に長い店の形は
カウンターに席を作れば楽そうなのに
テーブル席のみという不思議なイスの配置。
お茶漬けにして下さいと言わんばかりの
このどんぶり。
とてつもなくクリアなスープは
意外なことに鯛だしではない。
鶏・豚・昆布・煮干しなどの
動物魚介ダブルスープながら
あまりにクリアに仕上がりに驚かされる。
このスープは淡麗系完成形の一つ
といっても差し支えないであろう。
和食出身の店主のこだわりを随所に感じながら
丼と無言で向き合う時間。
よくわからないけど
別皿で盛られた黒い物体。
なんだろうこれ・・・。
さぁ、お楽しみの鯛めし。
まずはそのまま。
あれっ、
薄味・・・。
ということでご飯にジャーッ!
君はお茶漬けになるべくして生まれた
鯛めしくんだったんだな。
すばらしく旨い。
竹籠に入ったおしぼり。
不思議な竹の箸。
など細かいところで本当にこだわりの多い店。

なごみ亭(三島)

2023年11月28日 | 揚げものをいただく

唐揚げを頂く。
念願かなってようやくやってきた
女子プロレスラー紅夜叉の店。
唐揚げグランプリで金賞を受賞した店としても有名。
そんな唐揚げにあこがれてやってきた。
1皿4コ入りなので
ハーフ&ハーフも可能。
とりあげずピッカピカにキレイで
タッチパネルで発注するような居酒屋だけど
唐揚げの知名度がアップしたので
お食事のみの客にも対応しますよー。
な居酒屋さん。
唐揚げはマヨネーズやらポン酢やら
ガーリックやらとフレーバーが豊富だが
普通に唐揚げだった。
が、接客は素晴らしい。
若いバイトさんが多い印象だが
バイトにありがちな無気力感がなく
とにかく丁寧でフレンドリー。
チェーン店にもありそうな広目の作りの店舗に
冷たさそうな第一印象になってしまうが
この応対が気に入らないって人はいないんじゃないかな。

丹沢ロングトレイル(丹沢主稜縦走)

2023年11月25日 | ぶらぶらする

構想2年、
天気と休日をにらめっこすること1年。
ようやくこの日がやってきた丹沢主稜縦走。
西丹沢ビジターセンター【520m】から入山し
檜洞丸【1601m】→臼ヶ岳【1460m】
→蛭ヶ岳【1673m】→丹沢山【1567m】
→塔ノ岳【1491m】
と5つのピークを1日で踏破し
大倉【290m】へ下山するコースタイム12半の
至極の贅沢ルート。
ヒルに会わず
体力の消耗が激しい夏場を避け
日の入り時刻も考慮すると
やはりこのシーズンの秋晴れを狙っていくしかない。
と思ったのに決行日に限ってなぜか曇り・・・。
増発の始発バスで新松田から
西丹沢ビジターセンターへ。

8時30分なんとまぁ奇麗な紅葉の
ビジターセンター着。
チャチャッと登山届を提出して
つつじ新道へ向かってゴー!
右上を眺めれば同角山稜の同角の頭、
振り返れば秋色に染まる畦ヶ丸
(じゃなくて別の山らしい・・・)

正面には早めに陥落させておきたい西丹沢の盟主大室山。

くまモンと紅葉に導かれて
つつじ新道にダイブイン!

ゴーラ沢まではゆるゆるとした
エントリーコース。
紅葉やら

同角の頭やらに目を奪われる余裕がある。

この時期はまだまだ紅葉が残っており
新松田で増発が出るのも納得。

9時15分ゴーラ沢。

渡渉すると
ジグザグと短い距離で高度を稼ぐ
急登が続き

11時石棚山稜分岐。
同角の肩越しに奇麗な真鶴半島。

ここからは緩めの階段をひたすら上る。

時折振り返って富士山も忘れずに眺めてほしいのだが
この日は富士山はお休み。

仕方なく足元の霜柱で我慢する。

11時15分檜洞丸【1601m】登頂。

ダメだ・・・。
西側は全くの曇り。

東の蛭が岳もかなりガスが出てきた。
目指す塔ノ岳から鍋割山ははっきり見えるが
蛭ヶ岳から丹沢がやや不明瞭。
しかし蛭ヶ岳の前にまずは
蛭ヶ岳の右、
丸餅のような臼ヶ岳をやっつけなければ!

ということで
真っ青な外観が特徴的な

青ヶ岳山荘の横を抜けて

低いクマザサの丘陵地を

徐々に斜度をあげながら下る。

気が付くと目線にあった蛭が岳は
とっくに見上げるほどに
こちらは丹沢のグランドクロス
蛭が岳の北尾根、姫次方面。

まだまだ下る。
本日一つ目の金山谷乗越で
2匹の鹿を発見。
一気に登り返すかと思ったが
もうちょっと下り続けるというじらしプレイ。
12時半ようやく最低鞍部の神ノ川乗越【1280m】
ここまで1000m上って300m下った感じ・・・。

神の川乗越から臼ヶ岳への登りは
上り返すというよりも
壁にぶち当たって
一気によじ登る感じになる。

13時臼ケ岳【1460m】到着。

一気に霧が出てきた。

上ったと思ったらもう下る。

本日のメインイベント蛭が岳を射程に収めながら
とにかく下る。
雨に降られるほどのことはないが

とにかくガスの中。
人の気配も一気に少なくなり

紅白棒の行き止まりで左向け左するまで
折り返しながらとにかく下る。
樹氷の季節はきれいだろうなぁ。
空模様はまったく期待できない。
13時45分本日の核心部
蛭ケ岳西面の強烈な岩場にとりつく。

補助的な鎖ではなく
しっかりつかまないと上れないタイプの鎖場。
全身を使って上るため
バキバキに体力を削られる。

鎖場を越えてもまだまだ我慢の登りが続く。

霧が深くどこまで登っても
同じようなピークが延々と続き

精神的にも削られる。

14時半蛭ケ岳【1673m】到着!

ほんとならこの向こうに富士山が顔を出すらしいが
今日も霧。

西丹沢から同じペースでやってきた兄さんは
今日は蛭ケ岳泊りとのこと。

蛭カレーはお預けにして
本日4つ目のピーク丹沢山へ急ぐ。

贅沢だぜ!
ここから先は東南斜面のため一気に道がぬかるむ。

晴れていればえげつない岩肌が顔をだすのだろうが

幽玄な地獄の針山のような細道を孤独に進む。
なお、蛭ヶ岳一帯はガスに包まれている中
相模原方面下界は晴れている模様。

15時鬼ケ岩。

この岩の間からの蛭ケ岳が定番フォトスポットとのこと。

晴れていれば
いい道だなぁ♪とつい鼻歌が漏れてしまうほどの素晴らしい道らしいが

とにかく霧の中。

15時20分棚沢ノ頭。

15時半不動ノ峰。
前回は見つけられなかった北側水場への案内。

不動ノ峰避難小屋がさらにきれいになってる!

犬越路の避難小屋もすばらしかったけど
ここもとんでもなくきれい。

トイレがないのと
寝る場所がないので
避難というより休憩所かな。
さらに霧の中を下る。

どうやら霧に煙るのはこの一帯のみで
南側ユーシン方面も晴れており
きれいな夕焼けのようだ。

丹沢山まであと一息。

360度を山に囲まれて
なおかつ稜線という
実に贅沢な道だ。

ここまでくれば本格的な登りはあと2回。
丹沢山への最後の急登と
塔ノ岳への緩やかな登り。
どちらも木道の階段だ。
16時丹沢階段へ突入。

よっしゃー!

16時15分みやま山荘。

なんとか日暮れまでに丹沢山【1567m】へ到着!

不動ノ峰あたりでの日没を想定していだだけに
これはかなりのアドバンテージ!
ここでも富士山はお預け・・・。

さぁ下りも丹沢からと塔ノ岳からのあと2回を残すのみ!
16時40分龍ケ馬場で最後の休憩タイム。

最後のおにぎりを食べ
満を持してヘッドライトを装着。
景色も夜景に突入。

本日最後の登り道を歩き倒して
塔ノ岳の直前でいよいよ本格的な日没。

17時20分
ついに本日最後のピーク
塔ノ岳【1491m】到着!

山頂から東の夜景をじっくり楽しみたかったが
ここもあいにくの霧・・・。
いよいよ最後の下り、
大倉バス停への大下りへダイブイン!

20時40分の最終バスにむけて

7キロ3時間20分のタイムトライアル。

何度もくだったバカ尾根。

万に一つも道をそれることなどないとわかっていても
疲労と暗闇とで
なかなかスピードが乗ってこない。
18時半。
鹿の大群に遭遇。

ナイトハイパーティの大量のヘッドライトかと思って近づくと
すべて鹿の瞳。
いや怖いわ!
19時二本松の紅葉通り。
真っ暗な道をただひたすらに下る。

19時45分秦野の水道水。
登山口からバス停がいつもより長い・・・。

20時大倉バス停【290m】

いやーやり遂げた!
帰りのバスはもちろん貸し切り。
疲労困憊すぎて
小田急線への足が届かず
ホームの隙間に落ちかけたくらい満足。

ホットスプーン(大手町)

2023年11月24日 | カレーをいただく
肉2倍牛すじカレー辛口
ライス十穀米特盛を頂く。

カウンターで先払いして
プレートを持って席で待つ
マクドナルドのようなシステム。
すじ煮とあるが
焦がしたモツのような
本能的にビールを欲っする香りが漂う。

激しく煮込めば
パキスタンカレーサリサリのようになるところ
寸止めでスープを残しておる。
一口目だけは
あっ!
と思う辛さだが
辛さはサッと引き
もう一段辛さアップしとけばよかったと思うほど。

カレーのライス400gなんてたかが知れてる。
あっという間。