僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

ビッグアイ(バラストポイント)

2017年07月31日 | のむ

バラストポイントシリーズ第二弾は

ビッグアイ!

マグロですねー

バチまぐろですねー

ブルーフィンじゃなくて

バチなんですねー

なんででしょうねー

柚子が強い香りでこちらもスカルピン同様

お手本のような香り。

苦みも強いが

なざか甘みも強い

夏の暑い夜に

ガバガバ飲めちゃうIPA。


会飯よこ多(藤枝)

2017年07月29日 | 麺をいただく

ほい飯よこ多を食らい尽くそうシリーズ

第21弾。

タンメンを頂く。

定番の塩よこ多麺に野菜をのっけてくるパターンかと思ったら

さにあらず。

なんでか野菜の旨みが溶け出したかのような

白濁したやや胡椒っぽいスープ。

おやじどんだけレパートリー広いねん

て話。

ここの厨房は見てるだけで面白い。

特にチャーハン作りの

フライパン振りが最高!


みしまや(三島)

2017年07月26日 | 揚げものをいただく

穴子天丼を頂く。

ちょうどよい甘からダレ。

静岡のは濃くて苦手だけど

三島まで来るとうまい!

ネタは

ロングアスパラ、ビッグ穴子

これが脂ノリノリ

肉質はプリンプリン

薄ーいカボチャに

レンコン、ナス、シメジ

そして

う、う、梅干し?!

三島なのに穴子ってとこも

洒落がきいてるじゃないか!

大衆店のため

終盤はもっちゃりもっちゃつくけど

うまかった!


六番目のさよこ(恩田陸)

2017年07月26日 | よむ

まさに恩田ワールド

誰しもが知る高校生活という日常に

1.5次元の非日常を放り込んでくるという

「三月」や「ピクニック」でも余すことなく見せつけた

あのテクニックだ。

山田君と6人の魔女だ。

「三月」に近い粗削りで強引な

せまっ苦しい女子の妄想のような世界に

これがデビューとなる初々しさを感じる。

妄想女子の脳内再現度の高さと

緩急が

恩田劇場の真骨頂。

けどなんか恩田さんの高校生活がわかる気がするなぁ。

ほんとに満ち足りた生活を送った人は

こんなこと書かないと思うもの。

こんな大事なことには気づかないと思う。

誰にも言えない複雑なジレンマを抱えて

まわりとはかみ合わない3年間を送ったのだと思う。

そうでないと

こんな高密度な生活は描けないよ。

放射状に人の糸が広がり

そしてまた収束する。

気が付いたら何かを紡いでるようであり

なにも紡いでいないようでもある


スカルピン(バラストポイント)

2017年07月23日 | のむ

今年に入って急に目にする機会の増えた

「バラストポイント」なるアメリカンブリュワリー。

開栓前に少々その履歴書を。

もともと西海岸サンディエゴの

そこそこ規模のブリュワリーであった同社は

サンディエゴ名産の海産物を冠した

クラフトビールでビールファンの喉を潤していたが

2015年夏大手酒造メーカーより買収、

その影響下

2017年日本の代理店を従来のナガノトレーディングから

ウィスクイ―へ鞍替え。

結果的に日本への流入量、

販促機会が激増して

目につきやすくなったものと思われる。

では改めて依頼品を見てみよう!

↑鑑定団風

スカルピンとは

イラストの通りカサゴのこと。

初めて頂く

IPAフロムUSA

色合いはきれいなオレンジ色。

香りはパンクIPAを彷彿とさせる

品の良い柑橘臭。

ぐわっ!

ものっすごくスタンダード。

ほどよい苦味で

ガシッと喉をわしづかみにされる。

IPAのお手本のようなビールで

IPAの良さともいえる

柑橘臭&苦味を

グイグイ押し出してくる。

とてもよいと思う。

初めてのアメリカンIPA。

…ファンタスティックでしたっ!