僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

一元(興津)

2012年03月22日 | 麺をいただく

Dsc_0941

味噌ラーメンを頂く。

ここの味噌ラーメンはうまい。

とにかくうまくて静岡で一番うまい食いもの。

溶き味噌系というらしいが、

ゴマとかもやしとかたっぷり乗ったラーメンに

自分で味噌を好きなだけ盛って溶いて頂く。

Dsc_0940

味噌ラーメンは本来好きではないが

ここの味噌は別格。

北海道の純蓮の味噌も衝撃的だったが

何度食ってもうまいというところでは

ここ一元に軍配が上がる。


カレーハウスジブ(静岡)

2012年03月21日 | カレーをいただく

Dsc_0939

ランチのビーフ&玉子カレーを頂く。

前菜にやたらとフルーツを持ったサラダがです。

チマチマとして高級感あふれるサラダ。

カレーはでかい平皿にうすーく盛られていて

これまた高級感あふれるカレー。

けど味はウスターぽい酸味がつよくて

スタンドカレーを彷彿とさせる。

おいしいけどこの雰囲気と価格にそぐわない気がする。

スタンドカレーでだしたら大人気だろーなぁ。


清見寺(興津)

2012年03月18日 | ぶらぶらする

興津の清見寺(せいけんじ)へ行ってまいりました。

JR興津駅から線路沿いに歩くこと10分強。

Dsc_0910

こんな感じで踏切をわたります。

邪道なのですが今日は裏門から入っちゃいます。

Dsc_0911

境内は無料開放されていますが

せっかくなので拝観料300円を払って中も見せてもらいます。

これは2階からの本堂です。

Dsc_0912

晴れていれば興津埠頭がきれいにみえそうです。

家康は今川家の人質として少年期を過ごしていますが、

そのころ清見寺にも滞在してたようです。

ここがそのころの勉強部屋だったとか。

Dsc_0914

しかもその先生があの怪僧、太原雪斎だったとか!

なかなか興味をそそられる話です。

この厠で家康も用を足したのでしょうか・・・。

Dsc_0916

大きな伽藍の裏手には本格的な日本庭園が広がっています。

Dsc_0921

京都の禅寺のそれとは趣きが異なりますが

山寺の庭も一見の価値ありです。

清見寺のシンボルともいえる境内の鐘楼です。

これも歴史の感じられる造りで眺めていて飽きません。

Dsc_0923

中庭です。

人気もなくて落ち着きます。

Dsc_0925 

そして地味ながら今回のお目当ての石碑!

「食人之食者死人之事」と書いています。

Dsc_0926

この石碑のエピソードを紹介します。

「時は明治維新まっただ中、

清水港で新政府軍と旧幕府軍の戦闘があり

新政府軍が勝ち、

旧幕軍の死骸は逆賊として港に放置されました。

ところがそれを知った清水次郎長、

新政府軍の制止を突っぱねて遺体を回収し

死者に官も賊もないとこれを手厚く埋葬しました。

これに感謝した榎本武揚が

彼らの死が無駄死にではなく義によるものであったことを

後世に伝えるために建てたのがこの石碑です。

人の恩を受けた者は、その人のために死ぬ。

という意味があります。

話は遡りますが、

中国の項羽と劉邦の時代、

漢の韓信が謀反に興味がないことを示すのに引用した一文

としても有名です。」

さて長くなったので先を急ぎます。

表玄関です。

Dsc_0927

通り抜けはできませんが裏側から入ることはできます。

清見関の廃材を用いた血天井となっております。

讒言により源義経を陥れた有名人、

梶原景時とその一族が討ちとられた際のものだそうです。

ホントかなぁ。

歴史うんちくとなると話が長くなります。

次行きます。

Dsc_0929

寺の裏手には五百羅漢像が並びます。

島崎藤村の夜明け前にも登場します。

山門をくぐって線路を見下ろしながら寺を後にします。

Dsc_0932

ここ清見寺は境内の中を電車が横切る

とても珍しいお寺です。

鉄っちゃん必見です。

Dsc_0936

線路を越えると総門です。

Dsc_0937

旧東海道に面しています。