僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

長城に至らざれば、好漢にあらず!

2010年12月19日 | 海外をぶらぶらする

表題は毛沢東の言葉なのですが、

スケジュール強行で万里の長城を目指すことに。

ほとんど始発の地下鉄に乗って6時、積水潭駅到着

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で、919バスに飛び乗ったもののまさかの1時間そのまんま。

おいっ!

こっちは14時の飛行機乗って日本帰らなイカンのだがやっ!!

7時頃ようやく動き出し日も高くなり、

1時間ほどで窓からチラチラと長城が見隠れし始めると

さすがに興奮してしまう。

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おおおおっ!

バスは普通に路線便なので前もって車掌に

八達嶺長城で降りたい旨伝えないと普通にスルーされてしまう。

伝えとくとここで下ろしてくれる。

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バスの進行方向に10分ほど坂をのぼり、

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一度長城をくぐるとチケット売り場。

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長城は左右に延びているがなんとなく右側を選択。

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途中まではまぁよいのだが・・・

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勾配が異常に急になり

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風も強いし、

ほとんど山登りになる。

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スニーカーでも雨の日はちょっと上れないかも。

ヒールとか絶対NGだな・・・

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山また山

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長城また長城で果てしない

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時間の許す限り歩き続けて

折り返して元のバス停から来た道を戻る

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右が北京で真ん中の八達嶺が長城

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けっこうバスも多いので労せずして徳性門へ戻ってきた。

隣の女の子はバスに不慣れなのかやたら吐いてた・・・

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バス亭のスタンドで焼き物をモグモグしながらホテルへもどる

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帰りは青島経由の東方航空

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そこ一昨日までいたし!

なんて無駄な経由・・・。


北京とかいてベイジンと読む

2010年12月18日 | 海外をぶらぶらする

この日のお目当ては天壇。

宗文門から天壇東門まで地下鉄で移動して

チケット売り場。

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地元民がチケットレスでのこのこ入ってくのについてったが

案の定止められた。

ゲートから天壇の間は無料公園になっていて

中国名物「朝から賭博」にこうじるお年寄りでごった返す。

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仲間入りしたいもんだ。

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そして天壇へ到着。

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なんかもうわけわかんなすぎて宇宙船みたいだ。

ちょっとだけ皇帝気分で歩いてみる。

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皇帝向の祭祠施設だけあって、

いたるところに龍の意匠が施される。

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この両側に万民がかしずいたのだろうか。

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ちなみに天壇は3部構成になっていて、

上記の祈念殿の他に、

音がグルグル反射する皇穹宇(回音壁)

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圜丘(宇宙の中心)がある

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宇宙の中心での記念撮影はなかなか競争率が高い。

天壇公園でも水書道はあいかわらず人気。

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さて、天壇公園を後にして地下鉄で王府井まで移動

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北京の銀座みたいなとこなんだそうだ。

小吃街で遅い朝飯にしよう。

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なんだか観光地化された場所であまり肌にあわないなぁ。

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で、観光屋台みたいなとこで、

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北京飯の定番、炒肝と炸醤麺を頂く。

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炸醤麺はうまいけど炒肝は・・・

ザ・ホルモン!のニンニクあんかけって感じ。

店を間違えたかな。

屋台街にはサソリの串揚げなんかも売ってる。

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なお、観光ガイドに王府井のレンタサイクルの案内があったが

今はやっていないようす。

さらに地下鉄を乗りついでやってきました天安門

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天安門広場へ入るには人民軍の厳重なセキュリティチェックを要する。

いろいろありましたからなぁ。

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なお、ここで初めてわかったけど、

故宮=紫禁城で、

天安門は紫禁城の正門のこと!

なるほどねー

てことはあの門のむこうが紫禁城(故宮)だ!

さっそくいってみよう。

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でかいぜ毛同志。

肖像画の両側には

「中華人民共和国万歳」「世界人民大団結万歳」のスローガン

門の上から人民広場を眺める。

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これが建国宣言の眺めかぁ。

通りの向こうが人民広場で

その向こうが毛同志のミイラが展示される毛主席記念堂。

時間の都合で見れないけど見たかったなぁ、

ミイラ。

で、天安門をくぐるとまた巨大な門「午門」がお出迎え。

いやでかいぜ。

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午門をくぐると今度は「太和門」

また門かよ・・・

こんなでかくする必要あんのかな・・・

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太和門をくぐると・・・

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ようやく本殿の「太和殿」がみえてくる。

いわゆるラストエンペラーの建物。

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鶴は千年、

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亀は万年、

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みたいな造りで多少めでたくなっている。

皇帝の椅子があったりとか。

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太和殿の奥には「中和殿」というのがあり、

皇帝が出勤前に休憩する処だそうだ。

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で、中和殿を抜けると「保和殿」

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もう、同じ建物続きでわけわかんなくなる。

さらに保和殿を抜けると「乾清門」

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さすがに同じすぎて飽きてきたよ・・・

ここからは皇帝のプライベートスペースだそうだ。

ホントに飽きたのでここからは画像のみでお楽しみください。

乾清宮

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乾清宮玉座

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交泰殿

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坤寧宮

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坤寧宮の中

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万春亭

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万春亭の天井

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御景亭

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養性斎(愛新覚羅溥儀の勉強部屋)

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ここまできてもまだ故宮の中心を直線でやっと北上したにすぎない。

うんざりなほど広い。

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全部を見るのは100%不可能なので北東部に的をしぼる

九龍壁

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寧寿門

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皇極殿

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寧寿宮

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暢音閣

京劇の舞台で西太后も頻繁に鑑賞したとか

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暢音閣の向かい側の客席

西太后の還暦には10日以上ぶっつづけで観劇したそうな。

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珍妃井

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故宮にも西日が傾き始めた。

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20%くらいしか見れなかったけど裏門から脱出

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ようやく故宮を後にして胡同巡りへ

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ちなみに故宮の四方を囲う濠は厚い氷でカッチンカチン・・・。

胡同(フートン)というのは古い町並みのことで、

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わざわざ探さんでも北京のそこらじゅうに存在する。

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天壇・紫禁城・胡同を見たのでもうこの日はすることないや。

というわけで紫禁城の裏山「景山公園」に上ってみる。

夕闇に煙る紫禁城・・・。

いい眺めだ。

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すっかり日が暮れたがついでなので

隣の北海公園にもいってみよう。

胡同を通ってね。

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夜の胡同ってちびりそうなくらい趣がある。

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北海公園はほんとまっくらで

カップルくらいしかいなくてガックシ。

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さて晩飯は北海公園の北側「前海」エリアまでいってみよう。

うちで働く北京っ子曰く「冬は羊肉が激ウマ」とのことだが。

湖はもちろんカチンカチン。

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西洋人好みのおしゃれバーがとても多い。

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めぼしい羊焼き肉を見つけたが店の外まで行列しており、

受付だけして湖をブラつく。

口がさみしいので飲むヨーグルトをチューチューする。

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早朝から夜遅くまでホントよく遊ぶ民族だな・・・。

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で、今夜の晩飯は「南門?肉」で

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羊肉のしゃぶしゃぶを頂く。

(もちろんお一人様)

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しかしうめぇ。

どうやって帰ったか忘れたがバスでホテルまで戻り就寝。


いざ、北京!

2010年12月17日 | 海外をぶらぶらする

今日は出張のボーナスステージで北京へ。

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わざわざ寄り道して帰る酔狂な社員は初めてだそうだ。

まぁそうゆうな。

北京空港からは環状線まで空港線で

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飛ぶ鳥を落とす勢いの国だけあって

電車も近代的だぜ。

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東直門で環状2号線に乗り換えて

宗文門で下車。

ホテルは目の前。

でホテルは初のノボテル

おフランスの中級ホテルチェーンなんですってー

しらんかった。

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おやすみなさい。


寧波へ

2010年12月14日 | 海外をぶらぶらする

この日は上海駅から近隣都市の寧波へ移動

駅はこんなピッカピカだし、

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新幹線のチケットだってタッチパネルだぜ。

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新幹線のボディも流線型でピッカピカ

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自己顕示欲の強いお国柄か、

時速表示は忘れない

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駅弁売り場も妙に近代的

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いかにも中国「らしい」のは

みんなが持ち歩く茶筒の給湯装置がちゃんとついてること

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呉国宰相へ拝謁

2010年12月12日 | 海外をぶらぶらする

この日はまさかの雨天

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まぁ、水郷だし

蘇州雨情も悪くない。

と歩きだす。

この日のお目当ては呉国宰相、伍子胥への拝謁

まずは宿の目の前のバス停から「遊」バスに乗って

街の南西端「盤門景」へ移動

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で、いざ盤門。

そしてここにも孫権ゆかりの塔が・・・。

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早速登ってみる。

てっぺんからは盤門がきれいにみえる。

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そしてこちらがお待ちかね、

蘇州への入口「盤門」

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陸路の城門があるのはもちろん、

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水路の城門があるのも水都蘇州ならではで面白い。

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盤門からは蘇州の街を囲う城壁がつながっており、

その上を歩くとこんな感じ。

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なんといっても、

かの呉国宰相、伍子胥がつくった門というだけでも大興奮。

ようやくお目通りがかない恐悦至極!

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蘇州ならではの水利をフル活用した庭園のような門でご満悦。

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つづいて水都、蘇州を船で一周しようと、

水上バス乗り場へやってきたが大誤算。

団体さんしか受け付けてないとのこと。

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すごい楽しみにしてきたのに・・・。

やむなく外城河を橋上から眺めて後にする。

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船着き場は街の南端なのだが

ここからもう一度バスに乗りなおし、

蘇州城の外堀を西にでた「留園」を目指す。←世界遺産

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ここがまたすんばらしい庭園で、

日本の母親がみたら大喜びだろうなぁ。

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メイン庭園は水都蘇州らしく池を中心としたもの

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だけど、

一歩一景の言葉通り、

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一歩ごとに同じ池とは思えない景色が広がる。

また、テーマごとに区分けされており

さながらディズニーランドのよう

石の庭園とか

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竹の庭園とか

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紅葉庭園とか

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その一つ一つのスケールが大きすぎて、

日本では考えられない庭だなぁ。

さてさて雨の留園を後にすると

思いがけず長年の夢に遭遇!

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「チャイナオムツ」(笑)

雨も激しいしそろそろ上海へ移動しよう。

てことでいったん宿へ戻り、

荷をピックアップして蘇州城の北側の

蘇州北汽車站へ

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長距離バスのお供はもちろん

ヒマワリの種!

おいらこれが大好物だ。

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ちなみにここまで交通機関はすべてバス。

英語も通じないのに我ながら慣れたもんだ←30半ば貧乏会社員

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バスは2時間ほどで上海南站へ到着。

上海も雨。

一流企業の駐在員として働く知人夫妻と合流して

中華料理をごちそうになる。

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2011年春には帰国するそうだ。

おつかれさま。

結局一日雨だったなぁ。

さて、明日から仕事だぜい。