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僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

カラチの空(八潮)

2025年01月31日 | カレーをいただく

マトンビリヤニ大盛を頂く。
パキスタン人の多く居住するご当地八潮を
ヤシオスタンと呼ぶらしい笑。
道を歩けばほぼパキスタン人。
20年前に訪問したご縁があり
大変懐かしく脂ぎったビリヤニを頂く。

店内もパキスタンの雑貨屋然として
ローカル食堂そのもの。
う、うちゅくしい・・・。
南インドのハデハデなビリヤニももちろん素晴らしいが
このビリヤニも朴訥とした中にも華やかさがあり
実に美しい。
パキスタンで頂くごはんにはいっさい野菜はついておらず
生野菜の玉ねぎ・トマト・きゅうりなんて
なかったように思う。

白色・黄色・褐色とバスマティが3色に分かれており
それぞれに独自の味わいが広がることで
味の深みを実現している。
骨付きマトンはスパイスまみれで
しゃぶり尽くすうまさ。

酸味の強い薄味の部分と
ゴリゴリスパイシーの部分と
寄せては返すカオスの波に漂っていると
気付いたころには沖に流されているという
中毒性の高すぎる一皿。

いろは(阪東橋)

2025年01月30日 | いろいろいただく

3度目の横浜橋商店街。
なぜか名店が集中しており
隠れるようにして肩を寄せ合っている。
蕎麦屋なのに
海鮮丼を中心とした丼推しの店。

うにいくら丼を頂く。

大具足虫のから揚げって・・・。
4人掛けテーブルが多いわりに
お一人様だらけのため
結構な割合でみなさん空き待ちとなる。
きました、ウニとイクラが奇麗に半分で!
ウニさんもイクラさんもお久しぶりですね!

やっぱりうまいな・・・。
特にイクラは食べていると
なんだかお正月を思い出して涙がでる。
あーあ、
気が付いたらカレンダーが1か月遡って
もう一回大晦日が来ねえかなぁ。
海鮮丼はあまり期待しないのだが
これは掘り出し物。

深山うどん(桶川)

2025年01月29日 | 麺をいただく

肉なす汁うどん大盛を頂く。
小麦よりも塩気の強い
ゴリゴリの武蔵野うどん。

乱切りにされた茄子がごろごろし
豚バラと豚油、
これまた濃い目のおつゆで頂く。

輪切りにされたネギもゴロゴロ。
具材がとんでもなくデカい!
うどんの500gなんてとんでもなくへっちゃら。
お値段も1000円未満で
このボリュームはお値打ちと思う。

とはいえこの物価高。
いつまでこのお値段で楽しめることやら。
おまけの一反木綿うどん笑。

鴨南ばん(矢向)

2025年01月28日 | 麺をいただく

鴨南せいろ大盛を頂く。

屋号もイチオシも鴨南蛮かいっ笑。
鴨肉たっぷりの鴨南蛮。
柚子が強くて
鴨脂と柚子の香りがとてつもない勢いで
備考をくすぐりにやってくる。

つい先日見てしまった
パラダイスロストこと失楽園にでてくる
失楽園鍋を思い出す。
内容はしょうもなかったが
この鍋を売り出すために書かれたのではないかと思うほど
強烈なインパクトを残す。
うーん、
失楽園の鴨とクレソンの鍋よりも
鴨がねぎしょってやってくる
鴨南蛮に三つ葉を添えた方が
はるかにうまいのではないかと思う。

お出汁もしっかりして鴨肉もたっぷり。
やや血抜きが弱めに感じたのは気のせいかしら。
元気のよい奥様の接客が素晴らしく
鴨と柚子の香りをまとい
背中を押されるようにして
すっかり暖まった体で
暖簾を後にする。


めざせ、山中湖!(丹沢最西端トレイル)

2025年01月26日 | ぶらぶらする
本日の行程は
駿河小山駅【292m】から不老山【928m】、
三国尾根を経て山中湖【982m】
のデラックス縦走コース。
この辺りは金時山から富士山須走口までの
富士箱根トレイルの中核を構成する南北に長い尾根道で
三国尾根と呼ばれる。
6時45分松田駅で日の出を迎える。

一片の曇りなき富士山がお出迎えしてくれる。
よい一日になりそうだ。
7時20分、駿河小山駅【292m】で
たっぷり30分遅刻の後輩くんと合流。

国府津と御殿場を結ぶ御殿場線は
1934年の丹那トンネル開通までの間
れっきとした東海道本線で
鉄道唱歌13番にその名残を残す。
ほんの1か月前に来たばかりなので
今度はアプローチも迷うことなくすいすい進む。
7時45分、登山道へ突入。

不老山はきつい上りというものがなく
登山開始直後のこのプラスチック製の階段が本日登りのピーク。

不老山名物の落書きをみながら
休憩を挟まず一気に進む。

右の大野山はつるっと禿げた以外あまり見るべきものがなく
自然、左の富士山をにらみながら上り続けるが
富士山ビューポイントは3回しかなく
8時45分の木々の合間

8時55分の電線下

9時20分の鉄塔下

を挟み
10時三国尾根到達。

何もないのはわかっているけど
せっかくなので不老山【928m】の山頂も踏んでおく。

10時30分、世附峠。

今日はこのような車道と交わる峠が何カ所もあるらしい。

先月の不老山~丹沢湖と違ってふみ跡がしっかりしており
道迷いの可能性がないようでホッする。

少し上ったサンショウバラの丘で
火遊びをしたがる後輩君にせがまれ昼食休憩とする。

この辺りは360度の展望が開け
正面に富士山~愛鷹山

南に箱根大涌谷

北東に蛭ヶ岳を中心に丹沢全山と

全く見飽きない。
5月にもなるとサンショウバラが奇麗らしいのだが
わざわざヒルに噛まれるやってくることはあるまい・・・。

枯れ木の樹林帯をただただ西へ直進する。

12時半白くらの頭【978m】。

12時50分湯船山【1041m】。

本日初の1000mオーバー。

樹林帯の尾根をひたすらアップダウンするだけで

景色はあまり変わらないのだが
気が付けば菰釣山が目の前に迫り
大室山からの甲相尾根もすぐそこだったりする。
そして本日3回目の大下りへ突入。
13時20分巨大な鉄塔。

思えば山から山への長い電線ってどうやって張るんだろうな・・・。
13時半
富士スピードウエイを眼下に見下ろすススキの原をこえると

明神峠【900m】。

ついつい車道に下りてしまうが

ここは登山道を直進した方がわずかに早い。

南側は沼津港まで見わたせる。

14時山中湖小山線を南へ跨いで

三国山を東からせめる。

三国山東尾根は

菰釣山から鍋割山まで一堂に会する
丹沢マニア垂涎のビューポイント。

この辺りから雪が出現。

14時40分三国山【1328m】。

甲斐・相模・駿河の甲相駿三国の交わりなので三国山。
すこーしだけ木がまばらにはなるが
眺望はよくない。

ここから右に90度曲がり、
進路を北に変えまっすぐ甲斐の国を目指す。

え、なんかこの先白いんですけど・・・。
凍結はないもの三国山の北斜面は一面雪の原。

斜度もそこそこあり慎重に下る。
凍結がなければスパイク等不要な程度。
15時駐車場。

カヤトの丘を一直線に上る。
このあたりはスコリア堆積地で

丹沢の地質とは明らかに異なる。

ようやく日が傾いてきた。

振り返れば三国山。

あの丘が本日のメインイベント。

丘も見えなくなるほど山頂に近づくと
そはもうウイニングロード。

15時半明神山こと鉄砲木ノ頭【1291m】

いや素晴らしい。
山中諏訪神社奥宮によじ登って振り返れば
富士山はもちろん

山中湖ごしに
北岳・甲斐駒までまるみえ。

これは8時間歩いたかいがあるというもの。
本日のベストビュー。
季節によってはダイヤモンド富士を待つのだろうが
あいにくかなり冷えてきた。
カヤトの丘を西へ下って

パノラマ展望台へ急ぐ。
16時10分展望台【1090m】。

景色は鉄砲木ノ頭の方が圧倒的に素晴らしい。
ベンチにちょっとだけ休んで
中国人だらけで驚いた後は
後輩君がローワンと呼ぶ車道をちょっとだけ歩き

再び登山道を歩いて

16時半三国山ハイキングコースバス停【992m】。

ここから御殿場へいくため旭日丘バス停を目指すわけだが
時刻表によると旭日丘へ行くための山中湖周回バスは2時間後
さらに旭日丘バス停は2時間後というタイミングの悪さ。
しかしビックリ!
念のためグーグルでバスの時間を調べてみると
16時50分発の御殿場行バスが
20分遅れとのこと。
何たる僥倖!
40分の道程を30分に短縮できれば
前のバスに間にあう!

富士山に向かい突っ込むように歩き続け
17時10分旭日丘バス停着。

周囲は中国人だらけ。
なるほd、バスの遅れに原因が分かった。
バスの乗り方下り方がわからない観光客だらけで
とんでもない遅れが発生していたのか・・・。
17時50分。
真っ暗な御殿場駅着。
バスの席に座れなかったがその分真っ先に下りることができた。
最後部に座った人は5分経っても下りてこなかった。
かわいそう・・・。
グーグルでバスの遅れもわかるようなったとは
恐ろしい世の中になったものだぜ。