僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

インドの青鬼(ヤッホーブルーイング)

2013年07月28日 | のむ

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なるほど。

このオレンジピールのような香りがIPAというのだな。

色は実に美しいオレンジ色。

味はなかなか鋭い。

後味は強烈だが実に爽やかな苦味。

もぎたての青い蜜柑を丸ごといただいているような

新鮮な気分になれる1本。


何のことはないタイあれこれ

2013年07月18日 | 海外をぶらぶらする

タイのセブンイレブンで売ってた

ライスバーガー。

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こっちにいる人のイチオシだったが

もち米にスパムをはさんだ

モニュモニュとした不思議な食感だった。

で、これが現地でごちそうになったソムタム。
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「タイ人が外国人に食べさせたいタイ料理」

なるランキングで1位になっているのを見て以来

気になっていた料理。

もちろん食べたことはあったが正直なにがいいのかわからなかった。

なので今一つ信憑性にかける結果だったのだが、

今回オレ主催のアンケートでも100%の確率で

異口同音に

「ソムタム」との答え。

それではと勢い込んでリクエストしたものの

う、う~ん・・・。

とはいえタイ人のビッシビシに期待感の眼差しで見つめられると

変な回答もできず。

複雑に入り組んでいて説明できない味といっておいた。

タイ人はやや満足げに

「あなたは正しい、甘い辛い酸っぱいすべての味がつまっているのがこのソムタムなのだ」

とのこと。

ココナッツミルクと氷とモニュモニュを一緒に食べるはデザート激しく美味かった。

写真を撮りそびれたがココナッツミルク+氷+茶そばみたいなご当地グルメも美味かった。

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でこれはバイパスの屋台でドライバーにおごってもらった

綿菓子を茶の生地で包んで食べるお菓子。

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アユタヤのご当地グルメらしい。

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このように包んでパクン。

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これはココナッツジュース。

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ペットボトルになみなみとミルクを満たし

底のほうにはココナッツの果肉も詰まっている念のいりよう。

ドライバーさんごちそうさまでした!

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うしのや?いいえ、ぎゅうのやです。

2013年07月17日 | 海外をぶらぶらする

日本男児の歓楽街、タニヤ。

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この100m程度の通りの入口らへんに有名な牛丼屋がある。

その名は牛野家。

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牛野家と書いてぎゅうのやと読む。

牛丼の味は

本家吉野家をやや家庭的な味にした感じ。

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日本と変わらないなー

なんの思ってたら

紅生姜が細切りなのと

七味がよゆうでタイレベルの辛さ!

の2点が違った。

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なにより価格がTHB140と

値下げした本家吉野家よりも

強気な価格設定なのにビックリ!

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タイ国労働者御用達ビール

2013年07月15日 | のむ

・チャーン(タイ王国)

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ビアシンを蹴落とし今やタイ国ナンバー1まで上りつめた

国民的ビール。

チャーンはタイ語で象。

日本の一般的ビールと比べると苦味が弱く

甘みが強い。

ビアシンより甘い味わいと

低い価格設定が支持を集めた理由らしい。

またタイの人気バンドカラバオをCMに起用したのも

大きな支持要因の一つ。

カラバオは日本でいうとサザンのような位置づけに見える。

個人的にもタイらしさが気にいっており

今のところ一番好きなタイビール。

・リオ(タイ王国)

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タイ王国を代表するビアシン(いわゆるシンハー)の

セカンドライン的なビール。

値段もビアシンより20%ほど安い。

ビアシンに描かれているのがライオンなのに対し

リオはヒョウ。

飲んでみると・・・

これは・・・

これは・・・

まずい笑。

臭いはなんだか臭いし

やたら甘いだけで苦味もうまみもまったくなくて

出来の悪いビールって言葉がそのまんまぴったりくる。

嗜好品なのにまずいと体にも悪いように感じてくる。

いや、これはまずい。

しかしながら後日、

タイの肉体労働者とビールについて話してみると

このリオ、

かなりの支持を受けている様子。

タイ人好みの甘さと安めの価格設定が

労働者階級に受けているのかな。

確かに道端にゴロゴロしてる空き瓶はリオが多かった。

20年前ビアシンは80%のシェアを誇ったそうだが

その後、新興勢力のチャーンに王座を追われ

今や30%のシェアまで落ち込んだとか。

巻き返しを図るビアシンの労働者取り込み作戦といったところだろうか。

・アーチャ(タイ王国)

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で、

上記リオの席巻に対抗すべくチャーン側が投入した

さらなる低価格ビールが

このアーチャ。

白馬って意味らしい。

ラベルの下部に

「オーストラリアビール品評会金賞」

的な表記がある。

本当かなぁ笑。

香りは普通のラガーじゃん。

とか思って口をつけてみると

出来の悪い酒にありがちな甘ったるさがやってきて

後味だけは妙に重い。

キリッとした爽快感がないなぁ。

う~ん。

これも最後まで飲むのが苦痛だ笑。

先日のリオに続いて

安い酒には安いなりの理由がある。

と思った。

・ビアシン(タイ王国)

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いわゆるシンハーで

現地ではビアシンと呼ばれる。

かつてタイ国内80%のシェアを誇ったそうだが

チャーンの隆盛に飲まれ

すっかり落日の途にある。

ただ富裕層や観光客からの支持は依然高いと思われ

それなりの店では現在も頻繁に目にする。

日本人の飲みなれたピルスナーにもっとも近い味わいで

しっかりした苦味が特徴。

少しだけスパイシーで複雑な香りがする。

カラッとした後味も実に爽快。

・チャーンエクスポート

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チャーンが上記ビアシンに対抗すべく投入したと思われる

高級路線ラガービール。

あっさりして日本人には飲みなれた味わいだけど

チャーンぽさが足りないような・・・。

・プーケットラガービール

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タニヤのタイ料理屋で珍しいビールを見つけて初飲。

なんともはや

できの悪いカリン酒のようだ笑。

ひたすらあまい!

・メニンガー?(ドイツ)

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・マネケンピルス(ベルギー王国)
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タイ人の富裕層や駐在員といったお金持ち向けの

おしゃれイタリア料理屋で

ドイツとベルギービールのタップが珍しくて初飲。

だめだ。

まったく覚えてないや。

さほど個性的ではなかく

とりあえず無難にとても飲みやすかったような・・・。


古都でちりんちりん(アユタヤ後半)

2013年07月14日 | 海外をぶらぶらする

9:00船着き場でレンタサイクルをゲットしてペダルを踏み込む。

1日40THBで地図がついてくるのはありがたい!

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ここでトラブル発生!

レンタサイクル屋にデポジットで有り金全てを没収される!

後で戻ってくるとはいえこれじゃまったく観光できないじゃん!

てことで日曜もやってる両替探しをかねたサイクリングに出発。

とりあずはレンタサイクル店主おすすめのワットマハタートを目指す。

船着き場を背に一直線だそうだ。

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道すがらにいろいろな廃墟が転がる。

あ~思い出すなぁ、この感じ。

アンコールワットみたいだ。

で、ワットマハタートに到着するも

・・・

・・・

あかん。

ここ入場料50THBもする・・・。

やはり最初にすべきは両替だ!

ということで踵を返し両替商探しの旅へ。

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両替商は見つからないけどまったく苦にならない。

なぜなら素晴らしい景色が広がっているから。

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いいなぁアユタヤ。

象もプラプラしてるし。

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無料の遺跡がゴロゴロしてるし。

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どこの仏様も破壊されてるなぁ。

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でようやく

アンポーンショッピングセンターで両替商が開いてる

という情報をゲットして

同センターで両替。

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あーたすかった。

1時間もロスしたぜ。

ピッカピカの3,000THBを片手に

意気揚々とワットマハタートへ引き返す。

金があるということは文字通り

実に現金なもので

先ほど入場料すら払えず引き返した貧乏人が

今度はいい気になって

入場前からスイカなんぞ買い始めるしまつ。

へへっ。

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さっそく50THBを払って入場。

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アンコール遺跡みたいだー。

自転車屋の主人がここを最初にすすめるわけだ。

かの有名な仏頭があるもの。

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10年前はここで悪ふざけして

タイ人に怒られたことを懐かしく思い出しながら

今回は敬意をもって仏頭に接する。

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タイの仏像は日本のそれとはことなり、

頭がニョッキリしたものが多い。
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ビルマ軍が侵攻する前は

立派な都だったのだろうなぁ。

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多くの仏像は1767年のビルマ侵攻時に破壊されたままだ。

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ニョッキリ仏像。
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アユタヤ観光の定番と思われるマハタートを後にして

お隣のワットラチャブラナまでちゃりんこをこぐ。
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ここはもうなんといっても

このロケットタイプの仏塔!

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どこにいても目に入るとまではいかないが、

とにかく大きくて

アユタヤの中心シンボルであると同時に

実は文明最後に日に宇宙へ脱出するロケットなのでは

などと妄想してしまう。

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仏塔へ続く参道のようにも見えるが

実は天井の崩れ落ちた

大寺院だったそうだ。

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仏塔の中は急な階段で地下まで降りられるが

とんでもなく急で真っ暗。

宝物が納められていたとのことだが

いまにも崩れそうで遠慮しとく。

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北上しすると川にぶつかり

そのまま反時計回りに川沿いにチャリンコを走らせると

タイ人が観光バスで乗り付けて

外国人旅行者とはまた違った

賑わいを見せるワットタミカラットへ到着。

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なんていうのだろう。

遺跡とはまた違った

「生きた寺院」とでもいうのだろうか。

悠久の時に思いを馳せるのではなく

現世でのご利益をお願いしにくるような

そんなお寺。

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圧巻なのが

どこを見ても黒い鶏、鶏、鶏。

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お供え物売り場も鶏、鶏、鶏。

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シンに守られた仏塔。

ビアシンのようで親しみやすい。

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ここは現役のお寺だけあって無料だった。

さてさて快調に川沿いをひた走る。

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というよりチャリンコの空気が抜けるのが早くて

あっという間に蛇行運転になる。

まぁいいや一日は長いし

プラプラといこう。

左手にとてもきれいな仏塔がみえてくる。

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古いものではないがとてもきれいだ。

大好きなベンジャロン焼を彷彿とさせる。

スリヨータイ王妃のチェディというもので

王と共に戦死を遂げた妃を偲ぶものらしい。

川の対岸はこんな感じ。

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いーなぁー

かわ。

ここからしばらくは

片手にピストル、心に花束・・・

じゃないや、

右手に川、左手に史跡公園

が続く。

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もちろん無料。

ワットワンチャイとあるがここももちろん無料。

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この辺は観光客の姿はまばら。

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というより誰もいない。

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これは対岸のキリスト教教会。

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この辺りは閑静な歴史公園といったたたずまい。

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気づけば時計は13時を回っており、

小腹も減ったのでというよりは

空腹感も感じないほどにチャリンコをこぎ続けたので

何か胃に入れなけばということで

タイ人の家族連れでにぎわうレストラン前にチャリンコを停める。

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本当は大好物のガパオガイを頂きたかったのだが

なかったので

ここはひとつ

シーフードチャーハンとロンガンジュースを頂くことに。

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しかし思いがけずこのエビチャーハンがめちゃくちゃうまい!

タイのカオパッはいいものに巡り合えていなかったせいで

いま一つな評価だったが180度認識が変わった。

さては見かけによらず高級店だったか!

と冷や汗をかいたが

飲み物込みで300円くらいでホッと一安心。

水分補給も忘れずに。

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ここから先しばらくは

水郷アユタヤを満喫。

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この辺りはとても整備の行き届いた公園になっていて

水辺のウッドウォークも完備されている。

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観光客が押し寄せるド派手なお寺はないけど

遺跡を縫うように水路や遊歩道が広がっており

人ごみを嫌いゆっくり時間の流れを楽しみたい人にはお勧めのエリア。

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実際木陰でゆっくり読書を楽しむ白人の姿も多く目にした。

ここで目抜き通りならぬ

アユタヤの中心を南北に流れる水路を北へ折り返し

涅槃仏を目指す。

このアユタヤ、

生きている水郷なのがまた素晴らしい。

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なんといっても

世界遺産の真横で

投網を投げる漁師がいるのだから。

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投網の様子を仏様も見守る・・・。
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ここでようやく涅槃仏を発見。
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なかなか見つからず2往復しちまったぜ。

ちなみにこれが今回のオレ号。

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ここから先は象の国アユタヤを満喫。
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このあたりがアユタヤのちょうどまんなからへん。

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かわいいですねー。

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古都がさまになりますねー。

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やっぱりアジアゾウはタイにいてこそだなぁ。

でやってきました。

ワットプラシーサンペット。

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アユタヤで一番きれいな建物だと思う。

なんといって王宮があったところだし。

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といっても王宮跡はビルマ侵攻時にコテンパンにされたようで

今では芝生が残るのみ。

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ワットプラシーサンペットを中心とした一角も

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復元図によるとワットプラシーサンペットを中心に

幾重にも寺院が取り巻く、

こんなに大規模で素晴らしい都だったそうだが

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廃墟から当時を偲ぶことはかなりの想像力を要し、

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今その面影はまったくない。

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これが残っていたらさぞ壮観だったろうな。

最後にワットプラシーサンペットの隣にある生きた寺院、

でお参り。

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タイの人々は本当に熱心にお参りをするように見え、

その信仰の対象は日本のように仏像ではなく、

尊敬するお坊さんその人にあるように感じられる。

さてお目当ては全て回ったし

少し疲れたので遺跡観光恒例の

芝生で昼寝。

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なんだか本当にアンコール遺跡を思い出すなぁ。

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30分ほど涼んでチャリンコを返して

乗合ミニバン乗り場へ。
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このバンに運転手込みで16人乗り込む。

出発時間は決まっておらず定員になりしだいなのだが

10分ほどで満席になり16:30出発。

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途中下車の客なんかもおろしながら

順調へバンコクへ南下し

1時間~1時間半ほどでバンコク中心部の戦勝記念塔へ到着。

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これでTHB60、日本円で200円のバス賃とはお得な乗り物だ。

降りた目の前が戦勝記念塔駅なので

BTSでホテルまで帰宅。

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途中いろいろ寄り道しつつ、

タイ人からバンコク1美味いと評判の

トンロー屋台のカオニャムオマムアンを頂く。

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私はこのカオニャオマムアンを世界で1番美味いデザートだと思っている。

バンコク1のカオニャオマムアンてことは

間違いなく世界1のカオニャオマムアンでしょ!

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うまし!

激うまし!

もうとにかく筆舌し難いこの美味さの前には

ただ両目を閉じて脱帽するのみである。