僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

ビストロ八木商店(大崎)

2022年10月31日 | いろいろいただく
ローストチキンを頂く。
関東在住25年を超過したとはいえ
なかなかなじみの薄い品川・大崎エリア。
女性うけ抜群な雰囲気のフレンチを発見。
肉汁したたるパリパリ皮のチキンがバリウマ。
二足お先にクリスマスがやってきたといっても過言ではない。
3種のランチは全てワンプレートのみだが
どの皿も大ぶりで
非常に見栄えがするもの。
ローストチキンを含めて
メインのおかずがバッサーッと盛られ
バケットがちんまりしかない。
炭水化物ではなくメインでお腹が膨れる
女性にはうれしいプレート構成。
男子には物足りずバケットのお代わりがほしくてうずうずするが
空気を読んで静かにしておいた。
たまにはこんな繊細かつダイナミックなランチも
なかなか。

かつ平(三越前)

2022年10月27日 | 揚げものをいただく
ヒレかつ定食を頂く。
再開発著しい八重洲・日本橋エリアにおいて
この類の店はボツボツと点在し
もはや絶滅危惧種か恐竜かといった趣すら感じる今日この頃。
背中の丸くなった大将と女将さんの二人体制で
椅子を引けば背中の客にあたる昭和ノスタルジィ。
お昼のメインはカツライス定食なる
小ぶりでリーズナブルなランチのようだが
せっかく一見さんで伺ったからには
ちゃんと頂くのが流儀というもの。
ヒレカツ小さいから少し増やしといたよ!
という大将の一言。
揚げもなにかもが古き良き普通の店だけど
その普通さがもうどこにもない東京のオフィス街で
暖かい価格と
懐かしい雰囲気は
時代の移ろいとともに
もう得難いものなってしまった。
今後あとどのくらいこういう店に入れるだろうか。
という1店。

一茶庵支店(新庄)

2022年10月26日 | 麺をいただく

ぬるまもつラーメン大盛を頂く。
ラーメン消費量ナンバーワンの山形県。
その中でも国内屈指の麺どころ、
山形県北部の新庄市。
てんで性悪キューピッドで一躍人気漫画家の仲間入りを果たし
いまや遅筆作家の代名詞。
冨樫先生の出身地とのこと。

この新庄のご当地ラーメンとされるのが
このもつラーメン。

ご近所の老若男女で混雑しており
地元の食堂として定着していることが伺える。
着席前に受付で名前を告げてオーダーし
名前を呼びながら器が運ばれるシステム。
レバーやらキンカンやらのった
温麺のようなあっさりの極地。
うすーいだしのスープで
うすーい細平打を頂く。

病院食としても通用するほどにあっさり。
物足りなくなったら
卓上の醤油をぶち込んで
濃い味にして頂く。


いち福(さくらんぼ東根)

2022年10月26日 | 麺をいただく

冷たい肉そばを頂く。

うすくしごくさっぱりなクリアスープに
こりっこりの親肉をのせた
ラーメン風な食べ方をする田舎そば。

サッ
と頂くにはこれ以上ない朝食。
焼津の朝ラーメンみたいなものか。
冷たいのに油がかたまらないのは
とり中華とおなじですばらしい。
なんならとり中華の
麺をそばにしたのが肉そばなのかな...。

七兵衛そば(さくらんぼ東根)

2022年10月25日 | 麺をいただく
タクシーとばして肉蕎麦はくようさんを目指すも本日休業なり。
おおぅ。
お口が完全に冷たい肉蕎麦+げそ天だったのにやむなし。
そのままUターンして
途中で通り過ぎた七兵衛でおろしてもらい
店のまでパイプ椅子で車座になって順番を待つ輪に加わる。
20分ほどまってお座敷に案内されて
天ざる大盛を頂く。
ドンッ!
さぁ食ってくれ!
という無言の声が聞こえてくる。
完全無欠の田舎そば。
ウエットで大きめ不揃いの
平打ち面でバチバチにエッジが利いている。
そしてまさかのデフォルトで辛味大根汁。
甘からず辛からず丁度よい辛味。
キュンッと下を縮ませながらそばをすする。
これにキクラゲとワラビをつまみながら頂きますのが
こちらの七兵衛流。
東根から北へ向かった新庄との間に
次年子なるそばの里があり
こちらの七兵衛本店では蕎麦は食べ放題なのだとか。
うーむ。
まるでミールスのようだな。
なお、大根汁につきましては東根七兵衛さんでも
食べ放題になっておりまして
大根不足になったらエンドレスでお代わりさせてくれる。
最後は蕎麦湯で流し込む。
ご馳走様でした!!