日本女性は、世界一長生きの座を20年もの長い間、他国に譲らず守りつづけている。とはいっても女の一生は長い宇宙の歴史からすれば、ほんの瞬きにも満たない一瞬の光だ。だから出逢える人、出あう音楽、本は非常に限られている。なかでも本は、映画や音楽以上に費やす時間が長いため、充分に吟味しなければならない。近頃、読みたい本よりも、読まなければいけない本、娯楽よりも教養を、ということで、本の選択は我ながら実に冴えていると自負している。
そして、”秋とともに深めたい教養”と今読み始めている本が、米原万理著の「パンツの面目 ふんどしの沽券」なのである。
エッセイ集だと思っていたのだが、なんと最初から234ページまで、最初から最後まで、下履き、フンドシ、パンツ、tpycbl、デカパン、サルマタ、腰帯、ズロース、ヒモパン・・・それぞれ愛用している形態によって名称が様々であるが、要するにホモサピエンス ヒト科にとって最小で最後の下着について、豊富な資料を駆使し、延々と歴史やお国柄による違いなど、米原さんらしい探究心で熱く時々図解もまぜて分析しているのである。
めったにない優れた教養本だ。
いずれ読みおえたら感想を書きたいのだが、我も考えるパンツの話し。
学生時代、友人と北海道一周旅行に、なにをどれだけもっていくかという相談をしていた。(旅行の日程、列車や宿の予約や手配など、面倒なことはすべて友人のパパまかせだったが、こういう会話は熱心だ。)すると私たちの会話を小耳にはさんだ先輩(♂)が、
「パンツは3枚で足りる!1枚で3日はいけるから。」
当然ながら、私たちのパンツは毎日かえなきゃ!という非難集中砲撃をくらったのだが、
「表で2日、翌日裏返ししてはけば通算3日ははけるじゃないかっ」
と豪語した。私はたまげた。それっておいどんみたい。裏返しして、またパンツをはくという発想は合理的なのか、単なる不潔なのか、いまだに判断がつかない。
また、札幌に単身赴任を3年間していたおじいちゃん部長に聞いたことがあるのだが、単身赴任者用の洗濯機つきの便利なマンションに住みながら、汚れた下着をためこんで宅急便で妻に愛のプレゼントとして、送っていたらしい。まもなく清潔に洗われた下着が、奥様から返送されてきたということから、この中年夫婦にはほんのかすかな情と大きな義理は残っていたのだろう。ところが、一ヶ月近くためこんだら、パンツに黴がはえてきたそうだ。
それ以後、時々汚れた下着をかき混ぜて空気を送り込むことにしたそうだ・・・。こういうのも教育番組向きの”生活の知恵”というのだろうか。身振り手振りでかきまぜ方をご指導いただいた。
日本の男の子は、おおかたおむつがはずれるとブリーフなるものに装着品が移行する。仮面ライダーが、股間の中央で勇ましくたっているような図柄のブリーフも時々見かけるが、殆どが純白、シンプルなこどもサイズのブリーフだ。いや、だったのに、少年から変声期を経て、いつのまにかブリーフからボクサーパンツに心変わりをしている。もはやブリーフ愛好家は、中年以降のおじさんか小学生のこどもたちしか見当たらない。女性としては、いったいいつ、どういうタイミングで、どんな動機で無印のブリーフからミッキーマウスのパンツに意趣替えするのか謎なのだ。ちなみに守るべき器物にとっては、しめつけるブリーフよりも、放熱効果のあるパンツ型の方が望ましいらしい。
Gacktさんも下着にまつわるエピソードの豊富な方であるが、この方は”パンツなし”を好まれる方だ。まあ、つけてもネット通販で購入するヒモパンばかりらしいのだが。
そんな或る日、Gacktさんがテレビ局のトイレにこもりながら、ボールペンで詩を書いていた。書き終わり”よし”と勢いよくたちあがりドアを開けた瞬間、ボールペンがお尻につきささったらしい。けっこう痛かったのだが、トイレをでた瞬間に、憧れのアーティストと顔を合わせ、何事もなかったかのように挨拶をしたそうだ。パンツはいていたらつきささらなかったのに・・・。
そして、”秋とともに深めたい教養”と今読み始めている本が、米原万理著の「パンツの面目 ふんどしの沽券」なのである。
エッセイ集だと思っていたのだが、なんと最初から234ページまで、最初から最後まで、下履き、フンドシ、パンツ、tpycbl、デカパン、サルマタ、腰帯、ズロース、ヒモパン・・・それぞれ愛用している形態によって名称が様々であるが、要するにホモサピエンス ヒト科にとって最小で最後の下着について、豊富な資料を駆使し、延々と歴史やお国柄による違いなど、米原さんらしい探究心で熱く時々図解もまぜて分析しているのである。
めったにない優れた教養本だ。
いずれ読みおえたら感想を書きたいのだが、我も考えるパンツの話し。
学生時代、友人と北海道一周旅行に、なにをどれだけもっていくかという相談をしていた。(旅行の日程、列車や宿の予約や手配など、面倒なことはすべて友人のパパまかせだったが、こういう会話は熱心だ。)すると私たちの会話を小耳にはさんだ先輩(♂)が、
「パンツは3枚で足りる!1枚で3日はいけるから。」
当然ながら、私たちのパンツは毎日かえなきゃ!という非難集中砲撃をくらったのだが、
「表で2日、翌日裏返ししてはけば通算3日ははけるじゃないかっ」
と豪語した。私はたまげた。それっておいどんみたい。裏返しして、またパンツをはくという発想は合理的なのか、単なる不潔なのか、いまだに判断がつかない。
また、札幌に単身赴任を3年間していたおじいちゃん部長に聞いたことがあるのだが、単身赴任者用の洗濯機つきの便利なマンションに住みながら、汚れた下着をためこんで宅急便で妻に愛のプレゼントとして、送っていたらしい。まもなく清潔に洗われた下着が、奥様から返送されてきたということから、この中年夫婦にはほんのかすかな情と大きな義理は残っていたのだろう。ところが、一ヶ月近くためこんだら、パンツに黴がはえてきたそうだ。
それ以後、時々汚れた下着をかき混ぜて空気を送り込むことにしたそうだ・・・。こういうのも教育番組向きの”生活の知恵”というのだろうか。身振り手振りでかきまぜ方をご指導いただいた。
日本の男の子は、おおかたおむつがはずれるとブリーフなるものに装着品が移行する。仮面ライダーが、股間の中央で勇ましくたっているような図柄のブリーフも時々見かけるが、殆どが純白、シンプルなこどもサイズのブリーフだ。いや、だったのに、少年から変声期を経て、いつのまにかブリーフからボクサーパンツに心変わりをしている。もはやブリーフ愛好家は、中年以降のおじさんか小学生のこどもたちしか見当たらない。女性としては、いったいいつ、どういうタイミングで、どんな動機で無印のブリーフからミッキーマウスのパンツに意趣替えするのか謎なのだ。ちなみに守るべき器物にとっては、しめつけるブリーフよりも、放熱効果のあるパンツ型の方が望ましいらしい。
Gacktさんも下着にまつわるエピソードの豊富な方であるが、この方は”パンツなし”を好まれる方だ。まあ、つけてもネット通販で購入するヒモパンばかりらしいのだが。
そんな或る日、Gacktさんがテレビ局のトイレにこもりながら、ボールペンで詩を書いていた。書き終わり”よし”と勢いよくたちあがりドアを開けた瞬間、ボールペンがお尻につきささったらしい。けっこう痛かったのだが、トイレをでた瞬間に、憧れのアーティストと顔を合わせ、何事もなかったかのように挨拶をしたそうだ。パンツはいていたらつきささらなかったのに・・・。
そもそも女性も、こどもの頃はおへそまであるグンゼのパンツをはいていたのに、気がついたら布地が半分以下、重さ数グラム、まるで羽のような下着を身に着けるようになってます。それって、いつからなのか?
>晩美印の件、すっかり忘れておりました(汗)そうです私でした
あのひと言は、相撲でいえば見事にうっちゃりをくらったような気がしました。ソウゾウしてみてください。Gさんのまわしの大事なところに晩美印!嗚呼・・・。
お晩美さまも「カレンダーガール」出演資格あり。(笑)
おパンチ夜話?読後の感想を待ちまーす。
P.S 晩美印の件、すっかり忘れておりました(汗)そうです私でした・・(;^ω^A