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文化大革命の嵐が吹きすさぶ1972年、中国山東省の小さな村。11歳のリー・ツンシンは、7人兄弟の6番目に生まれた。あの日、北京から役人がやってくるまで、寒村の少年らしく貧しいながらも元気に小学校に通う14億の人口の平凡なひとりの子どもに過ぎなかった。教室にやってきた役人は、こどもたちを一瞥して失望しながら立ち去ろうとしたが、教師の「あの子はどうですか?」という言葉に振り返る。リー少年の人生が激変するのは、毛沢東夫人の江青がはじめた文化政策によるバレエの英才教育を施すメンバー40人のひとりに選ばれた日からだった。村からすれば大変な栄誉。ここで家族の希望や本人の意思などいっさい関係ない。北京舞踏学院に入学して、リー少年は国家のために観た事も聴いたこともない「バレエ」を踊る人生がはじまったのだが。。。
オーストラリアに住む実在のバレエ・ダンサー、リー・ツンシンが出版してベストセラーとなった自伝を映画化したのが本作であるが、観どころは三点ある。
【サクセスストーリー】
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以下、誤って内容を削除してしまったようです。
続きは原作の「毛沢東のバレエダンサー」リー・ツンシン著へ