旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

モンタナからイエローストーンへ

2014-06-10 19:57:22 | アメリカ西部
イエローストーン国立への、一般的なツアーのゲートウェイになるのはウェストイエローストーンになるのだが、小松は前回からモンタナ州ボーズマンを利用している。ここを利用する価値の一つが、この「ミュージアム・オブ・ロッキーズ」があること建物の前にいる「ビッグ・マイク」に負けない、巨大な恐竜の化石のホンモノ!がぞろぞろあるトリケラトプス関連のコレクションは世界有数のもの。英語がよく理解出来なくても面白く見ることが出来る。

他にも開拓時代の人々の暮らしを見せてくれる小屋が、「生きている歴史博物館」として公開されている★去年の日記、こちらからご覧ください

生物関係、ただいまゲッコーの特別展が開催中でした

午前八時から二時間ほど見学して、ボーズマン出発。東のリビングストンを経由(検索していたら、ここに釣りガイドをしている日本人の方がいると分かった)、ここから南下してイエローストーンを目指す 北のルーズベルト記念ゲートて写真だけとってから、最初は石灰棚で有名なマンモス・ホット・スプリングスをあるく。

「トルコのパムッカレみたい」と言われるが、こういった場所は世界の温泉地にはまま見られる光景のようだ。

●キャニオン・ヴィレッジではロワー・フォールズのすぐ上まで歩く。そうすればこんな迫力ある光景がまっているこの滝は移動した先のアーチスト・ポイントから見ることが出来るイエローストーンの紹介で表紙になる事も多い風景です。

たくさんいる野生動物の中でバイソン=バッファローはいちばん頻繁に出会うそのうち見かけても車を止めなくなる(笑)

●イエローストーン・レイクの湖畔ではウェスト・サムにて木道を歩く。こんなおもしろい注意書き。ついついコインをなげちゃう人は多いんですね

本日の宿泊は、オールドフェイスフル間欠泉すぐ近くのスノーロッジ。

ここはより古いオールドフェイスフル・インよりも滞在するには快適であります。
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ボーズマン到着

2014-06-09 22:06:33 | アメリカ西部
《手造の旅》イエローストーンとグランドティトン国立公園8日、成田空港を17時出発。

UAのデンバー路線はB787。新しい機材で座席も比較的快適、機内映画も充実している。デンバーに到着して乗継。コロラド州は山形県と姉妹都市なんだそうな二時間半の乗継。アメリカの場合は入国に時間がかかるからこのぐらいはないと。モンタナ州ボーズマン行きの飛行機は少し小さめ一時間少しで、標高1500mのさわやかなボーズマンへ到着。モンタナ州という名前は、初期のスペイン人探検者の言葉モンターニャ・デル・ノルテ(北の山)からきている。
空港のゲート表示もこんなデザイン

到着しただけで「いいところへ来たなぁ」と思わせてくれる。

はるかラスベガスからYさんが迎えにきてくれて今回も安心してドライブスタート。
●ボーズマンの街のまわりには「ベルグラード(クロアチアの首都と同じ名前)」とか「マンハッタン」とか、きいたような名前のコミュニティがある。アメリカは移民の国

ホテルにチェックインしてすぐに夕食へ。ホテルの人にいくつか勧めてもらったなかで、肉がおいしいということでこの地元ビール工場併設のレストランへ行く事にしたぐうぜん、地元にお住いの日本人の方にお勧めメニューをうかがって、こんなWAGYU(和牛)や、バイソンの肉をつかったラヴィオリいただきました。創作料理のような雰囲気があり、田舎のレストランとは思えない(失礼)こちら、ここでつくっているビールのロゴ。「ボーズマンの」というのを「BOZONE」と呼ぶなんて、なんだかフランス風ですここは地元の方々がリピートする店。モンタナ州のナンバープレートの車がたくさん。いろいろある州のキャッチフレーズですがこれはビッグ・スカイ・カントリーなるほどね。中に牛の顔がついているのもモンタナらしい。なんせ、州の人口が百万人に届かないのに比べ、アンガス牛は二百八十万頭もいるというのだから。

ホテル近くのウォールマートに寄る夕陽と空が美しい。

小松は忘れてきたPC用のAC電源を購入54ドル。成田空港で、モノは違うが¥12,800という値段を言われ、びっくりして買わなかったのだが、ただしい選択でした。
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2009アイスランド(第一部)

2014-06-08 14:15:03 | アイスランド
2014年8月31日発《手造の旅》アイスランド10日を催行する。企画動機は、2009年にはじめて行った時のアイスランドがあまりに素晴らしかったから。けしてお天気に恵まれた旅ではありませんでしたが、それでもこれだけの絶景なのです(^^)その時の雰囲気を感じていただけるように、ダイジェスト写真を紹介いたします。他の北欧諸国とはまたちがった絶景の数々、私見ですが北欧諸国でいちばん食事の美味しい国です。 
**
コペンハーゲンで乗り継いで、夕陽に輝く溶岩の島が雲間に見えてきた。


●ケリズ火口湖

「おお~」っと驚いてみていたら、ドライバーのヒャルティさんがニャッとして「こんなのはベイビーだぜ、もっとすごいのがある」と言った。あとで、それを見せてもらって驚愕することになった。

●グルトフォス

地溝帯に轟音を立てて流れ落ちる。落ち口のすぐそばまで行く事が出来る。柵は、ない。

●間欠泉、ゲイシール

きらきらしているのは、みんなが投げ込んだコイン。どこでもいっしょです(笑)

同じ間欠泉で有名なアメリカのイエローストーンを訪れて知ったのだが、観光客に都合よくいつ行っても噴出が見られる間欠泉はそうそう多くない。こんなのは希なのです。

●ギャウ~ユーラシアと北アメリカ、二つのプレートが分かれていって出来た台地の裂け目

今でも毎年二センチぐらい離れていっているのだとか。

●レイキャヴィクのホテル近くで食べた、ほくほく美味しいタラ

**
朝ごはんはこんな感じ
西部のスナイフェルスーネス半島、スティッキスホルトゥルムから出るクルーズ船に乗る。たくさんのカモメが巣をつくっている。保護の為、島へは上陸できない。船上で地引網をあげてくれると、そこにはたくさんのウニ、ヒトデ、そしてほたて!すぐに割って海の塩味だけで食べさせてくれる船で売っていたワインとあわせていただきます

何気ない風景がとても美しいアイスランド

夕食はホブンエビ。ホブンはアイスランド東部の港の名前

見た通りのぷりっぷりです(^^)

***
レイキャヴィクから東へ向かうと、すぐに溶岩台地がひろがっている。向こうにみえてくる白い水蒸気は地熱発電所だという 「ちょっと見学していくかい?」ドライバーのヒャルティさんが軽く言うので「ぜひぜひ!」とオネガイした。予定表になくてもこんな風に出来るのが《手造の旅》の良いところ。昼食を予約してたりするツアーだとこういう自由はきかないのです。

レセプションで頼むと簡単にOKしてくれて、15分ほど簡単な説明と共に内部を案内してくれた。驚いたのは使われていたのが日本製の機械だったこと。その交流の記念に兜がかざってあった※冒頭の写真

世界のプレート地図。大西洋の真ん中の線上にあるアイスランド。ユーラシアプレートの端に位置ずる日本列島。日本は潜在的に地熱発電に適した国であると言われているのだが、普及してこないのはなぜなのだろう。


昼食は滝のそばでピクニック アイスランドの伝統的な家はこんなふうに半分地下のようにつくられている内部に入ると、屋根と壁が芝生を積み重ねたようになっているが分かる。


この滝は上流に発電所になっているダムがあり、その水門によって水量がなくなって存在しなくなったりするのだと、ヒョルティさんが教えてくれた。

★★超絶の火口湖★★
ドライバーのヒョルティさんは、元レンジャーだったからか、観光ガイドに全く載っていない火口湖まで知っていた。今回、四輪駆動だからあがっていけたのだが、それは前出のケリズ火口湖が「ベビー」に見えるスケールだった!

カーテン状の霧雨が、強風にのって襲ってくる。怖くはあるが覗きこまずにはいられないスケールに圧倒される。


★ランドマンアロイガルの川湯温泉

いくつも出現する浅い川を越えてたどりついた

今晩はアイスランド最南端のデルホラエイのホテルに泊まるホテルのダイニングで食事をしたのは21時ぐらいだったが、まだまだ明るい8月である。


・・・第二部へ続く

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