旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

2009アイスランド(第一部)

2014-06-08 14:15:03 | アイスランド
2014年8月31日発《手造の旅》アイスランド10日を催行する。企画動機は、2009年にはじめて行った時のアイスランドがあまりに素晴らしかったから。けしてお天気に恵まれた旅ではありませんでしたが、それでもこれだけの絶景なのです(^^)その時の雰囲気を感じていただけるように、ダイジェスト写真を紹介いたします。他の北欧諸国とはまたちがった絶景の数々、私見ですが北欧諸国でいちばん食事の美味しい国です。 
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コペンハーゲンで乗り継いで、夕陽に輝く溶岩の島が雲間に見えてきた。


●ケリズ火口湖

「おお~」っと驚いてみていたら、ドライバーのヒャルティさんがニャッとして「こんなのはベイビーだぜ、もっとすごいのがある」と言った。あとで、それを見せてもらって驚愕することになった。

●グルトフォス

地溝帯に轟音を立てて流れ落ちる。落ち口のすぐそばまで行く事が出来る。柵は、ない。

●間欠泉、ゲイシール

きらきらしているのは、みんなが投げ込んだコイン。どこでもいっしょです(笑)

同じ間欠泉で有名なアメリカのイエローストーンを訪れて知ったのだが、観光客に都合よくいつ行っても噴出が見られる間欠泉はそうそう多くない。こんなのは希なのです。

●ギャウ~ユーラシアと北アメリカ、二つのプレートが分かれていって出来た台地の裂け目

今でも毎年二センチぐらい離れていっているのだとか。

●レイキャヴィクのホテル近くで食べた、ほくほく美味しいタラ

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朝ごはんはこんな感じ
西部のスナイフェルスーネス半島、スティッキスホルトゥルムから出るクルーズ船に乗る。たくさんのカモメが巣をつくっている。保護の為、島へは上陸できない。船上で地引網をあげてくれると、そこにはたくさんのウニ、ヒトデ、そしてほたて!すぐに割って海の塩味だけで食べさせてくれる船で売っていたワインとあわせていただきます

何気ない風景がとても美しいアイスランド

夕食はホブンエビ。ホブンはアイスランド東部の港の名前

見た通りのぷりっぷりです(^^)

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レイキャヴィクから東へ向かうと、すぐに溶岩台地がひろがっている。向こうにみえてくる白い水蒸気は地熱発電所だという 「ちょっと見学していくかい?」ドライバーのヒャルティさんが軽く言うので「ぜひぜひ!」とオネガイした。予定表になくてもこんな風に出来るのが《手造の旅》の良いところ。昼食を予約してたりするツアーだとこういう自由はきかないのです。

レセプションで頼むと簡単にOKしてくれて、15分ほど簡単な説明と共に内部を案内してくれた。驚いたのは使われていたのが日本製の機械だったこと。その交流の記念に兜がかざってあった※冒頭の写真

世界のプレート地図。大西洋の真ん中の線上にあるアイスランド。ユーラシアプレートの端に位置ずる日本列島。日本は潜在的に地熱発電に適した国であると言われているのだが、普及してこないのはなぜなのだろう。


昼食は滝のそばでピクニック アイスランドの伝統的な家はこんなふうに半分地下のようにつくられている内部に入ると、屋根と壁が芝生を積み重ねたようになっているが分かる。


この滝は上流に発電所になっているダムがあり、その水門によって水量がなくなって存在しなくなったりするのだと、ヒョルティさんが教えてくれた。

★★超絶の火口湖★★
ドライバーのヒョルティさんは、元レンジャーだったからか、観光ガイドに全く載っていない火口湖まで知っていた。今回、四輪駆動だからあがっていけたのだが、それは前出のケリズ火口湖が「ベビー」に見えるスケールだった!

カーテン状の霧雨が、強風にのって襲ってくる。怖くはあるが覗きこまずにはいられないスケールに圧倒される。


★ランドマンアロイガルの川湯温泉

いくつも出現する浅い川を越えてたどりついた

今晩はアイスランド最南端のデルホラエイのホテルに泊まるホテルのダイニングで食事をしたのは21時ぐらいだったが、まだまだ明るい8月である。


・・・第二部へ続く

コメント
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