キューバ島西部、ピニャーレス渓谷はハバナから百キロほど
ピニャール・デル・リオ州に入る。
国道のサービスエリア(というほどの場所でもないのですが)は、この地方らしく、葉巻農家の家をイメージしている
サービスエリアでこんな事をやっている人を発見
ガイドさんによると、これコーヒーを収穫した後の作業をしているのだそうな。
外国人が出入りする場所だから、お土産になるような品々を置いている。
蜂蜜⇒ コーヒー⇒
国道を離れて北上してゆくと、周辺にホンモノの葉巻農家が見えてきた
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ピニャーレス渓谷を見晴らす展望台に到着
★葉巻農家「Casa dek Vegueroベゲロの家」を訪問
たばこ畑の事を、キューバではVEGASベガスと呼ぶ。
もともとのスペイン語では「平原」ぐらいの意味だが、キューバに来て別の意味が付加された。
そして、そこで働く人々をベゲロと呼ぶようになったので、これは「ベゲロの家」なのである。
タバコの葉っぱをはじめてさわった。厚みがあってべとべとした印象。毒素が含まれているのだそうだ。
最初に天日で乾かした後、さらに屋内でこんなふうに吊るして乾かす
日本では火を炊くそうだが、ここではそれは必要ない。
それでもけっこう湿り気は残っていて、ゆびで広げることが出来る。↓
これを、目の前で巻く実演をしてくれた
実は、中に巻き込む葉と、外側を巻いている葉は別の種類。外側のものは、育てるときにもネットをかけて、傷がつかないように大事にそだてるのだそうだ。そういえば、その畑を見かけた
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完成品を「格安で売る」と言ってくれたんですが⇒ 「・・・・」具体的に葉巻をお土産にする人が思い浮かぶのでなければ、近頃の日本人はなかなか買う気にならないかもしれません。
おどろいたのは、その種の小さい事!
↓ゴマ粒より小さいこれがタバコの種なんだぁ~
四週間苗床で育ててから畑に植え替えるそうな。
***渓谷を見晴らすランチは、ラ・エルミータという高原のリゾートホテルにて
****カルスト地形なので鍾乳洞もたくさんある
いりぐちで先住民スタイルで鷹匠をやっている 鍾乳洞を百メートルほど歩いていくと、川があらわれ、そこでボートに乗る
鍾乳石にいろんな名前を付けるのはどこのくにもいっしょ。その名前によって、お国柄が現れると言えるだろう。これはつりさげられた豚とワニだそうです⇒ こちらはコロンブスが最初の航海で乗っていた三隻の船「ピンタ」「ニーニャ」「サンタマリア」⇒
最後に「先史時代の壁画」を訪れる⇒これは、しかし、そんなに古いものではなく1959年革命成就の年からつくりはじめられたもの⇒こちらにもう少し書きました。
***ハバナまで長いドライブになるので、バスで映画「老人と海」を上映してくれた あ、コヒマールの城は1950年代にも同じようにあったんだ(あたりまえですが)アメリカ人観光客が我が物顔に歩いていた時代だったのか。さてさて、来年からアメリカからの直行便が復活するキューバ、かつてのようなアメリカ人が闊歩する状況がまた出現するのやもしれませぬ。
****ハバナへ戻ってそのままレストラン「トコロロ」へ
これはキューバの国鳥の名前であります。