土曜の朝、東駅から空いたバスにのってルーブルへ向かう
下車するとちょうどルーブル宮殿の横
くぐって中庭のガラスのピラミッドが見えてくる。
青空にカルーゼルの凱旋門が映える
ここからコンコルド広場、凱旋門と続くパリの枢軸=グラン・ダックスを見通す。
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開館と共に入場。今回は「はじめてルーブル」で何をどう見ると良いのかを、いまいちど考えてまわる。誰にでもはじめて訪れた時があるのだから、それを思い出すべきなのだが、慣れてしまうとついつい忘れてしまう。自戒。
現在ルーブルのある場所には、こんな四角い砦があった
これがこの地の発生。
定番のヴィーナスへももちろん行く。面白かったのは、これが発見された時代の美術関係者たちがどのぐらいこの像に魅了されていたかという話
アングルはたしかにいろいろな女性像にヴィーナスのねじれたポーズを投影させていた。こういうのは解説してもらってはじめて理解できる。
イタリア絵画のギャラリー、ダ・ヴィンチを見る前にひと世代前の達人アントネッロ・ダ・メッシーナの作品を見ておく
暗闇から浮かび上がるリアルな肖像というのは、すでにここで頂点に達していた。
戴冠式の冠が置かれているアポロンのギャラリーへ
この冠はなんども見ていたが、同じ部屋にあるフィリップ・オーギュストの肖像にも同じ冠が描かれているのをはじめて知った。
ブラックの天井画は1953年に描かれたもの
雰囲気、あってます?
ドイツの後期ゴシック彫刻セクション。この等身大マグダラのマリアは、知識や興味がなくてもはっとさせられる。

グレゴール・エアハルト1510年ごろの作。おや?背中のところが開けられるようになっているなっている
これは聖遺物入れでもあったのだろうか?
すぐ近くには同時期に活躍していたリーメンシュナイダーの作品があった
南ドイツ、ロマンチック街道沿いの小さな村々に彼の作品がある。ずいぶん前になるが《手造の旅》でこれらを訪ねる日をつくった。やはり美しいです。
ナポレオン三世の居室が後に大蔵省の一部として使われていた棟は、豪華なサロンになっている。一角にみつけたエルメス像に目が留まった。ジャン・ボローニャの作品を思い出させるのびやかなポーズ
作者はリュード、そうか、凱旋門を飾る彫刻「ラ・マルセイェーズ」の作者であった
・・・こうしてみると、「はじめてルーブル」であっても、何回目のルーブルであっても、見るべきものは変わらないのだと思えてくる。
***
パレ・ロワイヤル前のカフェで昼食。
大きなワンちゃんがとなりにごろり
お行儀良いのですが、この子は知り合いがやってくるとついつい
近くのお店で、以前から気になっていたステンドグラスのペンダントヘッド
****
休日の午後、モンマルトルの丘はひとでいっぱい

夕暮れてゆくテルトル広場
そろそろ画家の数もすくなくなっていた。
レピック通りを歩いていくと、ゴッホが弟テオと住んだアパートがある


青空にカルーゼルの凱旋門が映える

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開館と共に入場。今回は「はじめてルーブル」で何をどう見ると良いのかを、いまいちど考えてまわる。誰にでもはじめて訪れた時があるのだから、それを思い出すべきなのだが、慣れてしまうとついつい忘れてしまう。自戒。
現在ルーブルのある場所には、こんな四角い砦があった

定番のヴィーナスへももちろん行く。面白かったのは、これが発見された時代の美術関係者たちがどのぐらいこの像に魅了されていたかという話

イタリア絵画のギャラリー、ダ・ヴィンチを見る前にひと世代前の達人アントネッロ・ダ・メッシーナの作品を見ておく

戴冠式の冠が置かれているアポロンのギャラリーへ


ブラックの天井画は1953年に描かれたもの

ドイツの後期ゴシック彫刻セクション。この等身大マグダラのマリアは、知識や興味がなくてもはっとさせられる。

グレゴール・エアハルト1510年ごろの作。おや?背中のところが開けられるようになっているなっている

すぐ近くには同時期に活躍していたリーメンシュナイダーの作品があった

ナポレオン三世の居室が後に大蔵省の一部として使われていた棟は、豪華なサロンになっている。一角にみつけたエルメス像に目が留まった。ジャン・ボローニャの作品を思い出させるのびやかなポーズ


・・・こうしてみると、「はじめてルーブル」であっても、何回目のルーブルであっても、見るべきものは変わらないのだと思えてくる。
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パレ・ロワイヤル前のカフェで昼食。
大きなワンちゃんがとなりにごろり


近くのお店で、以前から気になっていたステンドグラスのペンダントヘッド

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休日の午後、モンマルトルの丘はひとでいっぱい

夕暮れてゆくテルトル広場

レピック通りを歩いていくと、ゴッホが弟テオと住んだアパートがある
