リサイクルして再利用しようとすると、総じて価格は高くなる。
偽装が明るみに出て騒がれている「古紙再生」だけのことではない。
ほとんどあらゆるものがリサイクルすると値段の高いものになり、他方それだけ資源を無駄に使うということにつながる。
今回の再生紙偽装も、製紙会社社長や業界団体は品質が保てなかったとか弁明しているが、問題の核心は「価格」だったと見る。
古紙を利用しないほうが価格を安くでき、それだけ . . . 本文を読む
マクドナルドの現職店長・高野さんの行動には、感心したり敬服したり。
高野さんは出勤や退勤の自由もない毎日だったらしいが、判決は、店長は管理職といえないとして、マクドナルドに未払い残業代など750万円を支払うように命じた。
判決を要約すると、店長は「勤務シフトに組み込まれ、独自にメニュー展開することもできない、裁量がない上、給与も管理職として優遇されていない」と。
高野さんは、やむにやまれぬことが . . . 本文を読む
日本円で27万円という、驚異的なタタ社の低価格車「ナノ」が発表された。
想像以上に底力をつけているインドの一面を見たという感じである。
自動車産業のすそ野は広いので、インド産業への波及効果は計り知れない。与えるインパクトも大きい。
中国と共に急成長しているインドは、2030年頃には日本を追い越す経済規模になるという見通しがある。
中産階級といわれる所得層が徐々に増えてきているので、この車の販売状 . . . 本文を読む
昨年あたりからずいぶん大きな建物が建っているなぁと思っていたが、そこが「コストコ」という外資系の店舗だったのだ。
1月のオープンにちなんで昨年度、ババの家にも案内のチラシが入れられていたが、先週末にオープンした。
内部は製品が箱に入ったまま積み上げられて、倉庫風に陳列されているようなのだ。
会員制の店舗だなんてババは初めて聞く。いよいよ北海道にも到来といったところか。
会員証を発行する際、顔写真を . . . 本文を読む
友達が今年も、千葉の成東イチゴを送ってくれた。
とても大きくて甘いイチゴだ。孫たちにもと毎年4箱も送ってくれるので、息子宅に届けたり娘宅に送ったりしてやるのだ。
今年はちょうど娘たちが我が家に泊まっていた日に届いた。
孫二人は宅配が来たと知るや、すっ飛んで玄関に。
二人で運んで、はさみで紐を切って開けると、孫の大好きな大きい真っ赤なイチゴが。
大粒12個入りと中粒15個入りのものが2箱づつ。
ババ . . . 本文を読む
買出しに行った。店を出るとなんと、ババの止めた車の後に誰かの車が駐車してて、ババの車がサンドイッチ状態なのだ。
本来止める場所でないのだ。よく見なくとも、すぐにわかりそうなもの。
出られるはずがないので、さっそくその車のナンバーと車種をメモして店内の呼び出しをかけてもらった。
なかなか張本人が出てこない。再度呼び出しをかけてもらった。
他の客も車が置かれた状態を見て 「あら~、非常識だね~」とか . . . 本文を読む
株がまれに見る大幅な暴落だ。
それも「サブプライムローン」というカトリーナ並みの大型暴風雨が荒れまくって、あちこちに波及して世界同時株安。
株価暴落で、慌てふためいているニュースばかりだ。蒼くなって心臓が縮む思いになっているのが大半だろうか。
アジアの新興国でも、一般市民の落胆している様子が写されていた。
国内では、近年になって金融機関から勧められて、初めて投資信託を買った人がチラホラいるようだか . . . 本文を読む
娘のほうの孫たちが1泊していった。もうじき5才になる上の孫は、一体のフィギュアを操作すると違ったものに変身するフィギュアが好きだ。
ババはあまり難しくないフイギァを買って、解説を見ながらひととおりやってみて、孫が来る前に操作できるようにしていた。
孫は胴体の部分がどうしてもできなくて、ババにやってと言う。
ところがババも取説みながらあれこれやってもできない・・・。メガネをはずして独り言をいいなが . . . 本文を読む
年金記録漏れに関連して、「過去の勤め先を思い出させる助言をしないように」という「裏マニュアル」を社会保険庁が作成して運用しているという。
不明年金が判明しない一因になっているようだ。
窓口に相談者に来た人に、社保事務所側からヒントを与えてはならないというのだ。
「○年から○年ごろ勤めていませんか」、「最初の一文字を告げて…○から始まりませんか」、「○区か△区どちらかでないですか」、「事業所を特定 . . . 本文を読む
「ねじれ国会で規制緩和など改革が進まない」という論調をときどきみる。
株価低落や景気の先行きを心配してのことのようだが、こういう主張をする方々は、どんな規制緩和を望んでいるのだろうか、と考えてしまう。
ホワイトカラーエグゼンプションや派遣労働などで、さらに経営側の希望を取り入れた労働法にすべきという意見なのだろうか。
法人税軽減が実現しないことの嘆きか。
それとも、株売買や配当での優遇税制を引き続 . . . 本文を読む
年賀ハガキに古紙はほとんど入っていなかったことが判明した。約束の古紙配合率は40%であったが、内部告発がきっかけで偽装が判明した。
この問題で日本製紙の社長が辞任することになった。
次々に偽装が発覚して、今度は紙の偽装にまで広がった。
年賀ハガキ以外にも、再生紙全般に及んでいるようだ。どうやら業界全体を揺るがす問題に波及しそうだ。
古紙を使うと、品質が確保できなかったということを理由に挙げている . . . 本文を読む
ラジオを聴いていたら最近、中年以降の夫婦が寝室を別々にするケースが増えていると言っていた。そのような間取りで新築する家も増えているらしい。
特に不思議なことでもないと思う。
イビキ、歯ぎしり、トイレ、寝返り、読書などお互いの生活習慣の違いからくるもので、相手に合わせられないことだってある。
旦那さんのイビキで不眠になるという奥さんが、旅行のときも必ず部屋を二つとると言っていた。不経済になるが不眠 . . . 本文を読む
毎日の生活の中でどれほど無駄を省いた生活を試みているか、という世論調査が出ていた。
“地球にやさしい生活”が身近な問題として意識されるようになってきた。
こまめにシャワーを止めているか。冷暖房の温度設定は控えめか。照明をこまめにきってるか。電器プラグをこまめに抜いてるか・・・と。
ふむふむ我が家は全部実践してるぞと思うババ。
ジジがシャワーの湯を出しっぱなしにしてシャンプーしてるのを、たまたま知 . . . 本文を読む
国内では雇用不安定がじわじわと拡大してきている。これが今後の日本を左右するもうひとつのポイントになりそうな予感がする。
雇用に不安がある社会というのは、病巣を抱えているようなものだ。病巣から次々に膿んだものが広がっていくような気分になってしまう。
グローバル化の波は好むと好まざるとに係わらず、変質を迫ってきている。
定年までのんびり安泰というのは許されない状況だ。年功を重ねれば賃金が上がるという . . . 本文を読む
最近、外需が期待できなくなっているので、内需で景気を引っ張る必要がある。そのために春闘で賃上げをして消費を促すという考えが、新聞やテレビで言われ始めた。春闘を後押しするような論調を聞くのは、本当に久しぶりだ。
めずらしく経済界首脳からも、賃上げに理解を示す声が聞こえてくる。
「労働分配率」、つまり労働者に配分される割合が近年下がっているので、賃上げという声はもっともな面がある。
しかし、いま日本 . . . 本文を読む