ジジババのたわごと

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プーチンに反撃 強烈なボディブロー

2022年02月28日 | Weblog

欧米諸国が、SWIFT(国際銀行決済システム)からロシアの銀行を排除することを決めた。日本も歩調を合わせる。

なす術なく無力さばかり見せつけられてきたので、この決定で溜飲が下がる思いである。残念ながら今すぐロシアの横暴を止めることにはならないが・・・。

 

これでロシアが石油や天然ガス輸出代金が受け取れなくなる。つまり主要産業であるエネルギー関連の輸出がストップする。

中長期に眺めると、ロシアが財政危機に陥る可能性は極めて高い。ロシアにとっては地殻変動が起きたようなものだ。

 

 

ロシアの通貨「ルーブルの価値が大幅に下落」することは間違いない。

ロシア中央銀行が保有する外貨も換金が制限されるので、ルーブルを買い支えることが出来ない。

輸入物価の高騰によってロシアは急激なインフレに見舞われる。

 

ただしロシアに天然ガスを依存しているEU側が、全面ストップになるとダメージが大きいので頃合いを探るらしい。どのあたりまで例外を許すかで効果が随分と違ったものになる。

 

 

プーチンはたかをくくっていたに違いない。

少々の経済制裁は当然あるだろう。しかし、天然ガスや石油を我々に依存しているEUの足並みが揃うはずがない。

SWIFTによる制裁は自分の首を絞めることになるのだから、EUはなんだかんだいってもロシアを排除できない、と。

 

しかしながら、ロシア国民がウクライナ侵略について、悔やむときが遠からず訪れそうである。

 

世界中のエネルギー資源が高騰するのは避けられない。株価も乱高下して経済が落ち着かない。

それでも、ロシアをSWIFT から排除した金融制裁を国民は非難しないと思う。

 

ウクライナとロシアで停戦交渉が始まるようだが、どうだろうか。話し合いで解決しそうな雰囲気は感じられない。

おそらく交渉は決裂するだろう。

すると再び、ロシア軍が首都キエフへ向けて侵攻する。ウクライナ軍も抗戦する。

ゼレンスキー大統領が国民に徹底抗戦を呼びかけ、自身もキエフに留まることを発表した。

 

ロシア側がキエフを制圧して、ゼレンスキー大統領を拘束するか殺害し、政権を壊滅させることを目論む。

拘束できなくても傀儡政権を立てることを画策することだろう。

だが傀儡政権を担ぎ上げても、統治するのは到底無理だ。国民の間にロシアへの信頼が消えてしまった。

 

さてもう一つは、ロシアが軍を撤退させ、米英ウクライナとの外交交渉に戻る、という選択肢も残されてはいる。

そこでSWIFTの排除をリセットする、という解決法だ。

これが一番良いのだが、プーチンがこれを選ぶことはないと思う。

 

すると長期戦は避けられないか。



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