ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

インドの超安い車

2008年01月28日 | Weblog
日本円で27万円という、驚異的なタタ社の低価格車「ナノ」が発表された。
想像以上に底力をつけているインドの一面を見たという感じである。
自動車産業のすそ野は広いので、インド産業への波及効果は計り知れない。与えるインパクトも大きい。

中国と共に急成長しているインドは、2030年頃には日本を追い越す経済規模になるという見通しがある。
中産階級といわれる所得層が徐々に増えてきているので、この車の販売状況は特に注目される。
“移動”という、車のもっとも重要な機能に特化した戦略で、何よりも低価格を実現させたところは、需要を掘り起こすことだろう。
インドだけでなくほかの新興国への輸出も期待が持てる。かなり需要があると想像つく。
世界の各自動車メーカーも低価格の車を開発しているので、新興国向けの競争が激化しそうだ。

もし、日本で売り出したら・・・どんな売れ行きになるだろう。
そのままでは安全面などで、日本や先進国の規制をクリアできないらしいが、一部改良して50万円以内で売り出されたとしたらどうだろう?
従来とまったく異なった価値観が働くような気がする。
ステータスなどとは無縁のそれこそ自転車代わりの感覚で、買い物などごく近くの移動だけに使ってもいいなと考える人はかなり出てきそうに感じる。


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