昨年7月の参議院選挙における1票の格差については、各地の高裁で「大きな不平等が存在する」として「違憲判決」や「違憲状態」の判決が出された。
しかし判決では、選挙結果までは無効としていない。
選挙の規則自体が違法だというのだから、その結果も無効となるのはごく当たり前のことである。
国会議員以外のほかの選挙と比較してみるとよくわかる。
もし「選挙のやり直し」を認めたら大混乱にな . . . 本文を読む
政府は3月に「規制仕分け」を行う予定だ。
しかし、国会は混迷を深め、予算審議の行方がどうなるか見通しが立たない状況にあって、「仕分け」のことなどすっかり忘れさられてしまった感がある。
日本では役所が、管轄する事業・仕事などについて良し悪しを判断する仕組みが強固になっている。おまけに中央集権的な縦割り機構になっているので、中央官僚が地方の細部のことにまで制限を . . . 本文を読む
国民年金へ切り替える手続きをしなかった専業主婦が大勢いることがわかった。
年金制度をよく知らなくて切り替え手続きしなかった人のために、厚生労働省は救済策を打ち出した。
ところがこれがまた不評で、実施を留保した。
夫がサラリーマンで妻が専業主婦の場合、妻は単独で年金に加入しなくて良い。もちろん妻の分として保険料を払うことはしない。
夫が加入している「厚生年金」の団体が、妻の「 . . . 本文を読む
長妻昭副幹事長が「招かれざる大臣」というタイトルの本を出版した。
前厚生労働相時に官僚との攻防を綴った回顧録だという。
出版のねらいについて長妻氏は、「単なる大臣日記ではなく、なぜ官僚主導はだめなのか、実体験に基づいた政治主導を書きたかった」と語っている。
長妻氏は、厚労官僚の天下りを全廃して独立行政法人の理事を公募制を導入したり、人事評価の変更などを打ち出したた . . . 本文を読む
民主党が小沢氏の党員資格停止を決めた。
ここに至るまで、民主党内で繰り返された、ああでもないこうでもない、やるでもないやらないでもない、にはうんざりだった。
難題が山積しているのに、それらの大事なことをほったらかして、親小沢とか反小沢とかの対立にうつつを抜かしている議員は醜く見えた。
そんな民主党議員たちに対して、メディアも識者も一般国民からも、口々に非難の声 . . . 本文を読む
最近、たまに寝返りを打つと耳奥でガサッ・・・ガサッ・・・という音が聴こえる。そのうち寝返りのたびに聴こえるようになってきた。
ついに、目で新聞を追うたびにガサッ・・・ゴソッ・・・と聴こえるようになった。
そのうち、ご飯を咀嚼するたびにも・・・と思うと不快極まりない。
ババは左耳が難聴になって20年近くになる。当時は耳鳴りから始まり、あちこち病院を見つけては通院したがパッとしな . . . 本文を読む
経済関係の本を読んでいたら、意外なデータに出くわした。
各国の「貿易依存度」が表になっている。その数値を見て何かの間違いかと思った。
前後を読み返してみたが間違いではないようなのだ。
日本の貿易依存度が、ほかの国に比べてずっと低い数値なのである。
「貿易依存度」というのは、「輸入」と「輸出」の合計額をGDPと比べて、どれ程の割合になっているか、ということである。
つまり、 . . . 本文を読む
菅政権は混迷の極み。
親小沢の衆議16人が別会派を立ち上げると言い出した。
党内がこれでは予算関連法案が成立する見込みがまったく立たなくなった。
当初は公明党に期待をかけ、参議院での予算成立を目論んだが袖にされた。
すると次に、参議院で否決されても衆議院で再可決することができる、3分の2を確保しようと社民党に擦り寄ったが、政権支持率が下がっている矢先に党内のゴタゴタでは、社 . . . 本文を読む
北海道にある、旧「かんぽの宿」を巡る疑惑が持ち上がって、大阪府警が関係する会社の家宅捜索に乗り出したというニュースが流れた。
大雪国立公園の層雲峡温泉地区にある、鉄筋コンクリート5階建ての旧「かんぽの宿層雲峡」である。
現在、外壁2ヶ所が巨大な穴が口をあけている。
地元の人が「幽霊屋敷」と称するほどの異様さだ。
壁の穴は、持ち主が建物の評価を下げて固定資産税を免れるために、 . . . 本文を読む
国家公務員の天下りについて、「民主党政権に交代後の1年間に、およそ600人が独立行政法人の役員などに再就職していた」と自民党が調査結果を発表した。
まだ報告されていない役所も幾つもあるというから、実数はさらに増える。
各省庁は、「天下りあっせんをした再就職はない」としているが、自民党は「天下りそのもの」と追及する方針だ。
自民党が天下りについて民主党を追及するというのも、いささか違和感を覚え . . . 本文を読む
ババの家の周りでは新築や中古で入居する若い人が増えてきた。
それに伴って子どもの声もあちこちから聞こえてくるようになった。
おまけに犬を飼う家も増えるから、犬の鳴声や子供たちの声で環境はずいぶん変わった。
おかげで平均年齢が若返った。
ご近所では、少なくとも道路に面してよく顔を合わす10件ほどは、どちらからともなく互いに挨拶を交わす。
それがごみ出しで会っても、家の前を通 . . . 本文を読む
みんなひとくせある性質だから、話題が思わぬ方へ向かう。
一人が最近目にしたという「排出権取引」の文書のことで話し出した。
排出権取引というのは、排出する汚染物質を、定められた制限内に抑えることが出来ないときに、制限枠に余裕あるところから権利を買って、排出することができるようにすることである。
制限を越えて汚染物質を排出したい国や企業が、枠に余裕あるところから排出権を買うという . . . 本文を読む
ある地域での健康パワーの秘密は「お茶」だったという番組をみた。
お茶はその地域での特産品でもあり、のみ方に秘密があったという。
それも色が濃くて浮遊物が多い「深蒸し茶」だというもの。
これは渋いカテキンをたっぷり含んだ茶を、飲みやすくする製法で作られた茶のこと。
浮遊物までのむのがミソだ。
癌、メタボ、腸内環境改善、悪玉コレステロール値改善とあった。
その中の悪玉コレス . . . 本文を読む
さっぽろ雪まつりに行って来た。
ジジが中心部の病院で定期的に検査を受けている。丁度雪まつり期間だったのでババも付いて行って、検査が終わったあと雪まつり会場へと移動することにした。
家を出る前になって急に雪がボタボタ降ってきた。
こんな調子で降られてはせっかくの雪像がかわいそう・・・と思った間もなく、急に晴れた。
先にススキノ会場に行った。ここには氷の彫刻がずらりとならんでいる。
繊細に美しく仕上 . . . 本文を読む
世の中には、左利きの人が1割ほどいるらしい。
幼児期に最初に手に持つのはスプーンだ。
そして発達と共に箸になっていく。
我が孫7人のうち、まだ赤ん坊を除いて、左利きの孫が一人いる。
思い起こすと、幼児期からほとんど左手でスプーンを持っていたという。
母親である娘は、お絵かきで鉛筆、クレヨンを持ち始めたころに気づいたらしい。
その母親いわく、親が与える食事やお絵かきは子供と相対して座っていた。その . . . 本文を読む