「遅くまで残業しているけれども結果を出せない人と、会社にいる時間は短いけれど確実に成果を上げる人がいたら、どちらに給料を多く払いますか」と聞かれたら、あなたならどう答えるか? という問いがあった。
そして、誰もが後者に多く払うと答えるだろうと述べる。
続けて、いまの制度は労働時間で賃金が決まるので前者に多く払われている、と結んでいた。
残業代ゼロ法案は当面、高度な分析、企画運営、研究開発等に従事 . . . 本文を読む
年功序列で高級取りになったけれどもさっぱり成果が上がらない中高年がいて、一方で給料は高くないが成果を上げている若者がいたら・・・?
この典型としてよく公務員があげられる。
一般論として、若者の方に比重をシフトした賃金体系に変えていくことが、ますます必要になってくることを大方が認めている。
「残業代ゼロ法案」を、まずは試しに、公務員を対象にして検証してみたらよいのではないか。
その結果として、残業 . . . 本文を読む
南シナ海の南沙諸島で人工島を造成している中国に対して、世界各国から「国際秩序を乱し、地域の安定を損なう」として批判が上がっている。
中国は「自国の主権の範囲内の問題だ」と反論している。
この海域は、領有権を主張する各国の争いが複雑に絡んでいる。
中国は問答無用で岩礁を埋め立て、既成事実を積み上げて、それを足掛かりにしてさらなる海洋覇権を企てている。
一方的に実効支配して既成事実化してしまえば、 . . . 本文を読む
今回の改定案では、派遣労働者は3年を超えて雇用できない。
その一方で、受け入れ企業は派遣される人を代えればその仕事を続けてよい、としている。
まったくアベコベ・安倍誤屁の屁理屈である
派遣法の趣旨は「その仕事が臨時的・一時的なものである」ことを前提としている制度である。
同一の仕事が長く続くようであれば一時的な仕事でないのだから、正規労働者で行いなさいということである。
ごくごく当たり前のことな . . . 本文を読む
「腰が痛い、頭が痛い、風邪を引いたなどと口に出せない雰囲気」と話しているのを聞いた。「明日から代わってもらう」と言われてしまうというのだ。
派遣先の職場ではそんな様子なのだと。
現行の派遣システムは、受け入れ企業にとって極めて都合がよい。
受け入れ企業では契約をいつでも打ち切れるように、たとえ長期間継続する仕事であっても、短期の契約を結び繰り返し更新していく。
受け入れ企業は、派遣の契約を打ち切 . . . 本文を読む
安倍首相の言動を見ていると、己に酔いしれて完全に舞い上がっている。
わが世の春を謳歌している気分なのだろうか。躁うつ病の「躁」状態だ。
国会は絶対多数を占めている。この優勢は当分揺るがない。国民の高い支持も得ている。
野党は言うに及ばず、党内にも対抗馬がいない。
政権保持に何一つ心配なことはない。
「俺に任せろ。悪いようにはしない!」、「野党の連中や政府批判をする評論家は国のことを考えていない . . . 本文を読む