損害保険会社ではサイクロイド曲線を用いて事故分析する。
速度の遅い相手車に衝突したとき、タイヤ円が回転するときのサイクロイド曲線で、赤枠の円弧状部分の軌跡が相手車に残る、とマニュアルで解説する。
だから、直進車のボディに右下がり形状のタイヤの痕跡を見つけると、速度の遅い直進車にタイヤが回転して描かれる軌跡であると結論付ける。
この理論の誤りは、タイヤの特定の一か所が相手車のボディに、下~上~下 . . . 本文を読む
直進しているA車に斜め後方からB車が衝突した場合、A車の側面に生じるタイヤ痕は、下のa、b、c図のどの形状でしょう?
答は、a、b、cのどれも誤り。
損害保険会社では、タイヤ痕は双方の車の速度差により形状が変化し、直進車よりもB車が速いときはa図、同速度のときはb図、直進車Aが速いときはc図 のようなタイヤ痕が残るとマニュアルで説明している。
だから、a図のような右下がりのタイヤ痕跡を見 . . . 本文を読む