死刑判決を受けたあと、再審によって無罪を勝ち取って生還した死刑囚が何人かいる。
その一方で、おそらくは無罪だったと思われるのに、死刑が執行されて命を絶った人も少なからずいる。
このたびの袴田巌さんも明らかな冤罪である。
命を奪われなかったにしても、ぬれぎぬを着せられた一生は破滅だ。
時間は帰ってこない。しかもそこで辿った時間は、まさに残酷極まる時間だ。
「失った時間を返してくれ!」と叫びたいこと . . . 本文を読む
炊飯器の値段にしては、ババにとって高いものだった我が家の炊飯器。
「毎日使うものだし・・・」というジジのすすめもあって、思い切って買ったのだった。
象印の「真空内釜圧力炊飯ジャー」という5合炊きだ。
ご飯は美味しく炊けたし、メニューも多々。
チーズケーキ、スポンジケーキも炊ける優れものだった。
ところが、その内釜のフッ素皮膜が5ミリほどはがれてしまった。
よくみると他にも波及しそうな状態だ。
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コンセントからの「トラッキング現象」で出火してしまうことは数年前に知り、怖いことだと思ってはいた。
コンセントとプラグの隙間にほこりが溜まり、このほこりが湿気を帯びてプラク間で火花放電を起こす。そしてついには発火する。これをトラッキング現象と言うそうだ。
出火して時には全焼だ。最悪は隣近所への延焼もある。
このたび、それと同じ現象で火災になった跡地を見るきっかけがあった。
外見と内部は大違い。
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先日、知り合いの彼女の家の外のホームタンクに、灯油やさんが来て油を入れている。
いつもは灯油が残り少なくなってきたころ、電話で注文するのだ。
たまたま休暇で在宅だったご主人もそれをみて、彼女に「電話したの?」と聞いてきた。
そろそろ電話しようかな・・・と思っていたころだったから、気を利かせて入れにきたのだろうか・・・と思った。
玄関のチャイムが鳴ったので出た。
灯油やさんが納品書をよこした。
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今年の雪は例年より少ないね・・・なんて言っていたのは2月初めまでだった。
出窓から見える裏の家の窓が、十分に見えたからそれが目安だった。
その後、呆れるほど降り積もった雪は、過去3番目に多いと聞いた。
もちろん裏手の窓もすっかり雪で隠れてしまった。
雪が山高く積み上げられた住宅道路は、車同士が行き交うのが困難になる。
子供が飛び出したら危険だ。
車で細い道から広い道路へ出る時も、左右を慎重に見極 . . . 本文を読む