ジジババのたわごと

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年金の「生計維持確認届」は必要なのか

2016年08月31日 | Weblog
日本年金機構から送られてくる「生計維持確認届」というものがある。
「加給年金」を受け取るために、誕生月に提出を義務づけられている。
加給年金というのは家族手当のようなもので、年金に加算される。

返送するハガキには、加給年金の対象となる者つまり扶養されている者の「氏名」「生年月日」「障害有無」を記入するようになっている。
ほかに年金受給本人の、氏名、住所、生年月日、電話番号を記入する。


さて年金機構からは毎年8~10月頃になると、「扶養親族等申告書」というものが送られてくる。
こちらのほうは、様々な項目を記入して提出することになっている。

配偶者や扶養親族については、「氏名」「生年月日」「続柄」「障害有無」「特定・老人扶養親族」「同居別居」「所得種類・年間所得」を記入する。

受給者本人についても「氏名」「性別」「生年月日」「本人障害有無」「寡婦・寡夫」を記入する。


見比べるとわかるように、「生計維持確認届」で確認する事項は、「扶養親族等申告書」に包含されている。二つに分ける必要はない
2回に分けて調査することは、事務手続きの面から非効率である。しかも総額膨大な郵送料がかかってしまう。

なぜこんな無駄なことをするのか。年金機構内で部署間の連携が取れていないのではないかと感じる。
日本年金機構(旧社会保険庁含め)は似た書類を、様式を変えて発行する傾向がある。

これらの書類の提出は必須とされており、提出がなかった場合は不利になることがある。
ハガキには「切手を貼って投函してください」とある。
提出を強制していながら、切手代は本人負担にしていることも無神経と言わざるを得ない。
一般社会では、このような書類の提出は「料金後納」としているのが普通だ。

「扶養親族等申告書」の項目を「生計維持確認」に活用するために不十分なところがあるのなら、フォーマットをほんの一部補足することで目的が達せられる。
一つの書類にすることによって、手続き上の様々な手間が省けるし、送信・返信の郵送料が必要なくなる


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3 コメント

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本当に必要か? (牧野)
2018-04-04 20:04:07
年金機構だけがなぜ毎年何回も同じ様な届を出させるのか?
毎年マイナンバーカードのコピーまで提出させられているのに何故、この様な役所仕事の横のつながりを良くして、提出書類の簡素化をするのではなかったのか?
いつどのようにマイナンバーカードの横の繋がりでシステムとしての簡素化をするのか。
又、銀行や証券会社或は会社ではこの様な書類送付には切手など不要である、年金機構だけが切手を貼れとは失礼と思う。
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常識が通用しない所 (コササ)
2020-01-01 23:50:24
年金をもらい始めて初めてわかったことは、民間では常識とされることが通用しないということ。
例えば、給与が下がって支給年金額が改正になってもそれが反映されるのが早くて3~4ヶ月後で、しかも給与が下がった時点までさかのぼっての不足分支給はないことなど、およそ想定外のことが多い。
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Unknown (池田 浩)
2021-01-01 07:19:02
今どきwebで申請ができないのはおかしいと思う
一時IDとパスワードを送ってきて、それで入力すればかなりの手間が省けて省力化もできるのに、なぜしないのか。
切手代まで負担させるのはあまりにひどすぎます。
税金の無駄使いであると思う。
役所は高い税金を取りながら、私達より高い給料やボーナスをもらい、年金も優遇されれいます。
役所は一般の助けにならなければならないのに、高慢になりすぎていると思います。
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