香港で「真の普通選挙」を求めるデモが、次第に拡大している。
デモ参加者は数万人規模に達している。
香港政府庁舎前で9月26日からはじまったデモによって、その後バスや地下鉄など公共交通の一部がストップし、アジア有数の金融街に通じる幹線道路が封鎖され、銀行や商店が臨時休業するなどして、社会や経済への影響が深刻になり始めている。
香港警察は29日、抗議活動を続けている民主派に催涙スプレーを使ったり、 . . . 本文を読む
中国の裁判所は、ウイグル族の高名な経済学者・イルハム・トフティ氏に、無期懲役刑に加え個人財産を全て没収する判決を言い渡した。
氏は、ウイグル人と漢人の緊張が高まる中、両民族間の和解を図り、関係を改善するために努めてきた。
氏は、去年天安門前で起きた車両突入・炎上事件以降、「事件はウイグル族によるテロ」と断定した当局に疑問を投げかけ、中央政府のウイグル自治区に対する政策を率直に批判してきた。
今 . . . 本文を読む
2014年産の新米が出回り始めたが、スーパーなどでは昨秋より安いようだ。
作況指数は全国が「やや良」(102)で平年並み以上の収穫になるとみられている。
それに加え、13年産米が国内消費量の15%にあたる120万トン(7月)ほど余っていたことが大きく響いている。
農協が買い取る新米の価格が、昨年より1割以上も下がっているという。
高齢化と人口減でコメを食べる量も人も減っていく時代だから、古米の在 . . . 本文を読む
今年の新米を買ってきた。ユメピリカという北海道産のコメだ。
我が家では、コメを農家から直接買って食べている。
1年半ほど前に、身内から勧められて買ってみたのだが、確かに美味しかった。
直近にモミから精米したコメを提供してくれる。同じ品目のコメでもスーパーなどに置いているよりランクが上にさえ感じる。
以来、少し離れたこの農家に買い出しに行くようになった。
むかしは北海道のコメは美味しくないと相場 . . . 本文を読む
日本のエネルギー基本計画は、原発を「運転コストが低い」と位置付けて推進の旗を振ってきた。2004年の政府の試算で原発の発電コストは1キロワット時当たり5.9円とされ、他の電源に比べて有利だと宣伝してきた。
ところが米国のエネルギー調査機関が、原子力やバイオマス、地熱、水力などのコストを世界的に計算した結果を発表した。
それによると原発のコストは、1キロワット時当たり14セント(約15円)になる。 . . . 本文を読む
核燃サイクルは原発を持つ電力9社が出資して日本原電が運営している。
しかし電力の自由化が実施されようになると、核燃サイクルを続けられなくなる公算が高い。
自由化になれば電気料金の競争になるので、かかった費用を電気料金に上乗せして回収することができる総括原価方式は効力を失う。
核燃サイクルは、使用済み核燃料をリサイクルするという触れ込みであったが、コスト面では大きくマイナスであることが明らかになっ . . . 本文を読む
誤報に対する朝日新聞社のお詫びが続いている。当然といえば当然である。訂正が遅すぎたことが立場を悪くした。
極め付きは、批判的な池上彰氏のコラムを掲載せず握りつぶそうとしたこと。弁明の余地はない。
取材と報道の姿勢をきっちりと検証しなければならない。
だが、少し離れて眺めてみれば、今回問題になった朝日新聞の誤報ようなことは、ほかのメディアでもそれほど珍しくない事例のように感じる。
ほかの新聞社や放 . . . 本文を読む
経団連は、傘下の企業に政治献金をするように働きかけすることにした。怖いものなしの今がチャンスとばかり・・・。
もちろん政治献金の相手は自民党である。そこしか眼中にない。
ほかの政党への献金はせいぜいおこぼれくらい。
いうまでもなくカネの力で自分たちの要求を通そうという魂胆である。
弱体している野党がブツクサ言ったところで痛くも痒くもない。メディアが多少騒いだところでどうということはない、強大な自 . . . 本文を読む