北国の雪は、我々の生活の一部だ。
このところ降雪量が少ないぶん、冷え込んで路面状況は最悪だった。
ツルツルでスケートリンクそのものだ。
スーパーの駐車場一帯も見事にツルツルで光っている。特売品を買いに行き、転倒して怪我でもしたらかえって高上がりにつく。
最悪は病院行きだ。
そう言い聞かせながら、駐車場所からスーパー出入り口まで気を緩めず慎重に一歩一歩足を運ぶ。
小声で「 . . . 本文を読む
自民党政権時代に官房長官だった野中広務氏が、1000万円を渡そうと工作していたことを田原総一朗氏が公表した。
野中氏は以前、官房長官だったときの政治評論家らへの機密費配りについて証言した際、田原氏だけが受け取りを拒否したと述べていた。
「いいお茶を渡したい」と野中氏から連絡があり、指定の場所で女性から紙袋を渡された。田原氏がトイレで確認したら現金1000万円が入っていたという。 . . . 本文を読む
最近、外出先でタクシーを拾うことがあった。タクシーなんて久しぶり。
昔、たまたま乗ったタクシーがクレジットカードOKだった。
次に乗ったのは深夜、友達と別れてタクシーに乗った。
タクシーが動いてから、クレジットを使えるか聞いたら、使えないと言われた。
遊ぶお金は間に合ったが、財布の中はタクシー代の4千円に足りない。
運転手さんに家の前で待ってもらって支払った。
カードは . . . 本文を読む
冬休みで娘家族が泊まってにぎやかだ。
孫たちがくるとジジババの普段の生活も一変する。1日が3日分の密度だ。
孫たちと初めて屋内スケートに行ってみた。
ジジは、スケートは40年ぶりだという。
ババは腰痛が心配なのでカメラ係。
我が家に来る少し前に、上の孫が爪楊枝を踏みつけてかかとに刺したという。
来た日は目立たなかったのにこの日の朝、刺した箇所は5ミリくらい腫れて、周りが . . . 本文を読む
建前は中立的立場ということになっている、国の「原子力安全委員会」や各「審査委員会」の委員たちメンバーの3割ほどが、原子力関連企業・団体からかなりの額の寄付を受けていたことが判明した。
使途について報告義務がない「寄付」という名目にして、出す側と貰う側が関係を保持していた。
企業側からみれば、政治家への寄付と同質のものだ。何の見返りもなく何千万円もの出す金を出すわけがない。
原 . . . 本文を読む
従来の葬式の会葬礼状は、たいてい型どおりに印刷した文章が多かった。
最近は、葬儀・告別に参列してくれた相手に、自分の言葉でお礼を伝えたいという形が増えているようだ。
まだ若いご夫婦で、突然夫を亡くした奥さんの会葬礼状を読ませてもらう機会があった。
どんな想いでいたのやら、ババは想像しただけで悲し過ぎて読む気になれなかった。
それは、旦那さんとめぐり合ったことや子供を授かった . . . 本文を読む
昨年は歴史的な東日本大震災に明け暮れた年だった。地震のあと襲ってきた怒涛の津波があらゆるものを呑み込んでいくさまは3.11を永く記憶に焼き付ける。
ところで、原発事故の不気味さは、日が経つにつれ津波以上にじわじわと浸食してきている。
東日本大震災から数日しか経っていなかった日のことを思い返す。
ある場所に顔を出した時、映画のシーンと間違えるようなテレビの映像を見た後だけに、居 . . . 本文を読む
「原発の事故というのは、こういうことだったんだ!」
そんな声を耳にした。
“これほど恐ろしいことだとは考えもしなかった。原子力の威力を改めて実感した”というのが真相だろうか。
放射能汚染がそれこそ「想定外」にひどい深刻なものだったことに驚き戸惑っている。
放射能で高濃度に汚染された地域は、何十年、何百年もの間住むことが出来ない。廃墟と化すのは明らか。 . . . 本文を読む