原発の高レベル放射性廃棄物の最終処分場のメドがたたないので、国が主導して選定する方針を固めた。
小泉元首相が、原発ゼロを目指すべきと言いはじめたことが、方針を変えたきっかけだろう。
処分場を造るのは極めて困難だ、というのが小泉氏の論拠である。明快だ。
「トイレなきマンション」と揶揄されてきたように、原発から出る放射性のゴミはたまる一方である。フンづまりの状態なのだ。
新聞の投書欄に、「原発を推 . . . 本文を読む
先日の朝、台所で腰に鈍い痛み。
また椎間板ヘルニアが顔を出したようだ。
だんだん両足にシビレがでてきた。
左肩も肩バン炎で1年が過ぎたのにシクシク痛くなる。
痛いところは増えるばかり。
腰と肩の治療を受けた。大阪の方から年に2回ほど北海道へ出向いてくる治療師がいて、ちょうどこの先生が来るという情報があった。
特殊な腕を持つ治療師で、通常の指圧や針灸のように何日間も通院して治療ということはない。
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ここ何十年間の政治で、一番不気味に感じる出来事である。
「特定秘密保護法」が衆議院で成立した。参議院通過も既定事実だ。
この法律は、年数を経るごとにじわじわと国民の目を曇らせていく。都合悪い事実を隠ぺいし見えなくする。
真相が国民から遮断され、静かに次々に壁が作られていく。
その上この「特定秘密保護法」は、半永久的に修正されることはないだろう。
仮に…自民党が政権から滑り落ちて、野党が政権に就 . . . 本文を読む
ケネディ大統領が暗殺された50年前のことを思い起こした。
「凶弾に倒れた」というニュースを耳にしたとき、ふるえるような戦慄が走ったのを今も思い出す。
世界の先頭を走っていたアメリカに、人権を尊重し平和への期待を抱かせる大統領が出現したことは、日本にいる者にも希望を抱かせる輝く光であった。
それが突然、遊説先のダラスで狙撃され命を落とした。
降り注いでいた光が一瞬にかき消されたような思いだった。無 . . . 本文を読む
近くのパンやさんが、閉店近くなると全品40%引きになるという情報。
正確な時間が不明なまま行ってみるとレジで割り引いてくれた。儲かった気分。
パンは冷凍して小腹が空いたときに食べる。
3回目の今日は土曜日だった。
土日は混むかな・・・?午後7時過ぎにパンやさんに到着。
ところがお客がパラパラいるだけ。一緒に行ったジジが何やら言う。
張り紙があって「売り切れタイムサービスは午後7時半から・・・」と . . . 本文を読む
昨年12月の知事選前に、猪瀬都知事に現金5000万円が渡っていたことが明らかになった。
徳洲会の選挙違反を捜査している過程で発覚した。
猪瀬氏の選挙収支報告書には、徳洲会グループの記載はなかった。
今年9月になって徳洲会が強制捜査を受けたあと、あわてて知事側から全額返還したということだ。
猪瀬知事ははじめ「私はまったく関知しない」「知らないと言ったら知らない」と否定していた。
ところが驚くことに . . . 本文を読む
みんなの党の渡辺喜美代表は、与党との特定秘密保護法案の修正協議のあと、「要求を相当のみ込んでもらったから賛成したい」と語った。
ところが評価するとした修正の中味は、「首相が第三者的観点から関与する」ことだという。
あきれて笑ってしまった。
政権にとって都合悪いものは何でも、秘密にしてはならないことまでもが特定秘密に指定され、それが永久に秘密のまま葬り去られることが問題なのだ。
そのために「第三者 . . . 本文を読む
福島原発での東電の事故処理はドロナワだ。ドロナワしか打つ手がないというのが実情である。
廃炉への見通しにしても除染にしても賠償にしても、事故にまつわる対策は何からなにまで暗中模索。
そんな中、東電が持ち株会社化を打ち出した。
持ち株会社の下に「燃料・火力発電」、「送配電」、「小売り」の3つの子会社を置くという案だ。
だが、肝心の原発部門をどうするか、つまり原発廃炉、放射能の除染、住民への賠償など . . . 本文を読む
ここのところ、小泉元首相が原発ゼロを唱えて注目を浴びている。
野党は心強い同調者が出てきたと歓迎しているようだがしかし、小泉氏の発言に一喜一憂しているようでは情けない。
「俺たちの主張を小泉元首相もやっと理解するようになったか!」ぐらいの受け止め方でなくてはなるまい。
付け足しで小泉氏の発言を引用するのならまだしも、「原発ゼロ」を唱える小泉氏をまず最初に引き合いに出すようでは、野党の存在感がない . . . 本文を読む
福島原発4号機の燃料プールに貯蔵されている約1500体の燃料を取り出して、近くの共用プールに移送する作業を開始した。
この移送作業自体は通常の作業なのだが、事故でプール内に多数のがれきが存在しているためリスクが高いと言われる。
しかしこんなのは序の口の入り口に足を入れただけ。
格納容器の底にはメルトダウンして溶け落ちた燃料が塊になっている。
しかも溶けた燃料が格納容器の中にとどまっているのかいな . . . 本文を読む
福島原発事故で避難している人たちが元の場所に戻って生活できない、ということは初めから分っていたことである。
少しの知識と普通の感覚で判断したら、これだけひどく放射能に汚染された地域では、長期間にわたり人間が住めないことは自明である。
除染作業などといったところで、山林など広大な土地をすっかり取り除くことなどできるわけがない。
石破幹事長が講演で、「申し訳ございません、この地域は住めません、そのか . . . 本文を読む