運動療法で走るルートの一つ、野川
私は17年前から糖尿病です。
当時体重は75キロ、仕事は竹細工なので、
家の中で座って仕事をしています。
酒タバコはやりませんが、甘いものが大好き、
食欲旺盛で、自分では健康そのものと思っていました。
でもあまりガブガブ水を飲むので、
糖尿病じゃないの?と人から言われました。
近所の子供時代からのかかりつけの医者に行って、
血糖値を調べたら、空腹時の血糖値が230、
すぐ内服薬を処方されました。
薬を飲んだら何だか気分が変です。
すぐ本屋に行って糖尿病について読んでみました。
血糖値が高いと分ったら、
まず食事療法と運動療法をすると書いてあります。
野川から神代植物公園まで走ります。
かかりつけ医の薬はやめて、歩くことと、栄養制限を始めました。
まもなく静岡に行くことになり、
そちらで大きい市民病院を受診しました。
そこでは、すぐ教育入院を言い渡されました。
でも私は食事療法と運動療法を始めています。
一ヵ月後に変化が無かったら、入院すると言って断りました。
静岡では一人暮らしで、山村のために食堂などは無く、
三食自分で作ります。
散歩するにも平坦な道はありません。
食事と運動療法には、その気になれば絶好の環境です。
糖尿病は病識は全く無くても、
放っておくと恐ろしい結果を招く病気です。
私はそれまで一般コースとは違う人生を歩んできました。
全て自ら選んで来たので、どんな結果も自分の責任です。
そんな人間が食欲に負け、放縦のために病気になるなんて、
全くアホな話です。
静岡に行ってから本格的な糖尿病との闘いが始まりました。
続く
土の道を走ります。我が家から往復23キロ、公園に入るので、
スタートが遅くなるのが難点。