小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

DMRの9S化

2005年07月01日 | MTB[DMR トレールスター]
dmr_9s_07s
 「Rディレーラーのオーバーホール」と「SRAMアタックシフター入荷」の記事の続きです。この前の土曜日、チタニシモの復活作業と一緒に自転車屋さんでやってきました。
 この日は真夏日、暑くて外にいられません。店長にお願いして店内で作業させて貰います。それもキャッシャーの前。何て迷惑なヤツなんでしょう。
 上の写真がそのキャッシャー前。ナンかゴチャゴチャしているのは私のパーツと工具ですから。店内はもっと整然としています。

dmr_9s_02s 早速、「Rディレーラーのオーバーホール」で綺麗にしたシマノ105のRディレーラーとカセットスプロケットを組んでみます。
 おおっ!小さいカセットとディレーラーってカッコイイ!玄人っぽいぞぉ。でも、上手く変速してくれません。変速はするんですけど、カリカリと何か引っ掛かっています。

dmr_9s_04s 何故ならば、ディレーラーのガイドプリー(上側プーリー)とカセットスプロケットが、このように近過ぎるから。
 
 
 

dmr_9s_03s これを解消するには、この写真のディレーラー後ろに付いているスクリューを締めこんで、ガイドプーリーとスプロッケットの間隔を空けてやれば良いンですねぇ。
 でも、スクリューを一杯に締め込んでもディレーラーハンガーの突起に全然届きません。スクリュー先端とハンガーの突起が90°近くズレています。やっぱりロードのパーツをMTBに使うには何らかの加工が必要みたいです。

dmr_9s_05s ちなみに、上の写真のディレーラー位置で、この写真のようにガイドローラーとカッセットの関係が適正になります。
 ハンガー部に何か加工を施せば、この状態に持ってこれるのでしょうけど、コレには時間を掛けたくないので、あっさり諦めます。105ディレーラーには、また別の機会にご登場願いましょう。

dmr_9s_06s でもって、コレがスラムのアタックシフターを付けた状態。暗くて良く分かりませんね。


--<7/3修正>-----------------------------------------
 カセットスプロケットのハイとローの記述を逆に書いてしまいました。お恥ずかしい。
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 良く考えたらスラムのサムシフターを使うのは今回が初めてなので、ディレーラーのローノーマル、ハイノーマルの慣れの問題はありません。つまり、現行XTのローハイノーマルでもシマノのシフターを使った時みたいに、シフトアップダウンを間違える心配が無いってことです。(インジケーターの表示は逆になりますけど。)

dmr_9s_08s じゃじゃ~ん! そこで登場するのが元々レインに付いてきた現行XTです。どうしてもローハイノーマルに慣れなくて使わなかったヤツ。無駄にせずに済みました。
 カセットスプロケットは9Sのモノは使いきってしまったので、105のまま。8Sなら幾つか持ってますけど、デチューンすることも無いし。
 ロードのカセットにMTBのディレーラーを使うと、ローハイに行くに従ってカセットからガイドプーリーが離れて行く方向なので、使えないことは無くは無い。実際調整してみるとナンの支障もなく変速してくれます。
 ギア比もDMRは下りオンリーで使うので多分問題無い筈。問題は外観。小さいロードのカセットにロングゲージの組み合わせ。組んだ人の意図が読み取れません。一気に玄人っぽい外観から間抜けなみてくれになってしまいました。

 お次はチェーンデバイス。一番上の写真の通り、今まで使っていたエンビィのバッシュガードに、古いMRPのブーメランアームガイドローラー(旧システム1)の組み合わせです。ISCGではないので、位置が決まったら後でアームにネジ穴を空けましょう。
 案の定、ローラーはバッシュガードに届いてくれません。ローラーの取り付け溝も削る必要があります。
 とりあえず、どんな加工が必要になるか組んで見ましょう。オット、シートチューブが邪魔して上のローラーの締め付けができません。ここはヘキサゴンボルトを普通の六角ボルトに変更して、車体前後方向からメガネレンチをさし入れて締め付けるようにします。「クイィッ、クイィッ、グググゥ・・・パキン!」・・・うっ、嫌ナ感触・・・「ポロッ」・・・・あ”ぁ~ッ!!! ローラーがおちたぁ。ウウゥ・・・ローラーの雌ネジ部がねじ切れてしまいました。破断してます。
 メガネレンチという長い工具でヘキサゴンレンチと同様の力加減で締め付けてしまったのが原因。ううぅ~・・・また間抜けなコトをしてしまいました。あ~あ。またもやショックで写真は撮ってません。

 さて、如何するか考えましょう。
①案: ローラーを買う
 そのまんまの対応ですね。タダで転びたくないので、とりあえずパス。
②案: 下側ローラーを上に持ってくる。
 バッシュガードはアウターのみなので、多分チェーンが外れます。
③案: ②案+エンビィのインナーガード
 投資額としては①案と同等ですけど、漕ぎを軽く出来ますね。アウターインナーのチェーンリングガードがあれば下側ローラーは要らないですからね。
 あっ、そうだ!「下側ローラーがないので、チェーンテンションを稼ぐ為にロングゲージつかってます。変速もスムースになりますし。」って言い訳はどう?

④案:MRPシステム3のように、アームローラー付近にチェーン脱落防止部材を付ける。
 おっ!これは魅力的ですね。軽量化になりますし、先端システムの真似ッこですからね。
 脱落防止部材は、ナイロンやポリカ等の自己潤滑性があって耐摩耗性の良い材料がいいな。でも、この手の材料って何処で手に入るンだろう?加工も大変そう。
 最悪100円ショップのアルミ板とPVCシートでいいか。ちょと考えてみよっと。