【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

『JIN-仁-』[雪組公演](東京宝塚劇場)

2012-12-17 00:13:22 | 演劇/バレエ/ミュージカル

  

 宝塚歌劇というものを観に行く。全く、未知の世界だ。女性だけが舞台に登場して演技する。男装の女性と娘役の女性。歌舞伎と正反対ということはわかる。しかし、そこまでしかわからない。

映画、舞台の名女優には宝塚出身者が多い。乙羽信子さん、大地真央さん、毬谷友子さん、麻美れいさんなどなど数えきれない。

 ともあれ、一度は観るべしということで、有楽町にある東京宝塚劇場(帝国ホテルの前)に出かける。演劇の観客は一般に女性が多いが、宝塚はもっと多い。9割以上が女性。そして、満席だ。

 舞台は2部にわかれていて、前半はグランステージ で『JIN-仁-』、後半はショー・ファンタジー。
 「JIN-仁-」は村上もとかさんの漫画(集英社)が原作。主人公・南方仁と橘咲の時空を超えた純愛、坂本龍馬との友情をが中心にした話で、現代人が忘れた命の尊さを、時を超え二つの人生を生きた仁の生き方を通して訴ている。ヒューマンドラマだ。
 ショー・ファンタジー「
GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-」のほうは、雪組トップスター音月 桂が放つ“輝き”の一瞬一瞬を永遠に刻みつけるショー作品。躍動して駆け抜けるダンサーたちのうねりがすごい。


 とにかく、舞台づくりが華やか。キラキラ輝く衣装にはめくるめく。素敵な脚線美のラインダンス、美しくとおる声、オケピには生の演奏、階段から降りてくる美女の群れ、パラダイスである。

 筋は単純で、「何だこれ?」と思ったところがあったり、セリフが単純すぎる部分もあったが、そういうことに意を介してはだめなようである。単純にこの世界にのめりこみ、愉しむのがいいようだ。


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