【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

川井郁子ヴァイオリン・コンサート

2018-05-12 20:26:12 | 音楽/CDの紹介

川井郁子Violin Concert                                  

 川井さんのヴァイオリン・コンサート(於:川口総合文化センター・リリア音楽ホール)に行きました。円熟しつつある彼女の演奏に堪能しました。

 プログラムは以下のとおりです。
<Part1>
①リベル。タンゴ(アストル・ピアソル)

②水風景(川井郁子)
③パッション・イン・ブルー(川井郁子)
④亡き王女のためのパヴァーヌ(モーリス・ラヴェル)
⑤チャルダッシュ(ヴァイットリオ・モンティ)
⑥序奏とロンド・カプリチオーゾ(カミーユ・サン=サーンス)
<Part2>
①花音ーかのんー(川井郁子)
②夕顔(川井郁子)
③エル・チョクロ(アンヘル・ヴィッジョルド)
④ラ・クンパルシータ(マトス・ロドリゲス)
⑤レッド・バイオリン(ロドリーゴ/アランフェス協奏曲より)

*以上の他に数曲オリジナル曲が入りました。

 曲目はタンゴあり、自作の曲あり、クラシックのアレンジがあり、バラエティーにとんでいました。「花音」は最近生まれたお子さん(1歳3か月)の娘さんの名前です。ヴァイオリニストでありながら女性として、母として演奏に、作曲に精力的にとりくんでいます。ピアノにフェビアン・レザ・パネさん、ギターに天野清継さんが付いていました。

 川井さんの特徴は自分で作曲したものがかなり入っていること、ラテン系の官能的な演奏に魅力があること、そしてクラシックからの編曲がプログラムに入っていることです。この日は、これら3つの要素が如何なく発揮されて、バイオリンの音色は多彩でに、秋の冷気に響いてさえわたっていました。

 第一部は白いドレス、第二部は青のドレス、演出効果もありました。

 10月からは朝のラジオ番組にレギュラー出演とのこと、また近々ニューヨークのカーネギーホールの演奏も決まっているそうです。何故、こんなことを知っているかというと、演奏は軽いトークを挟みながら進んだからです。

 アンコール曲は「浜辺の歌」でした。情感のこもった演奏でした。

おしまい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿