社会見学(28人ほどの若者を引率)で、羽田のANA機体整備場に行ってきました。浜松町からモノレールで「新整備場」まで、そこで下車してから徒歩で15分ぐらいで整備場に到着です。
整備場は東京ドーム2個分ほどの大きさ。最大で7機が入れるようです。整備は4段階あるようで、頻繁に行う「航空整備」、中程度のもの「A整備(375-600時間)」「C整備(3000-6000時間)」、数年(4-5年)に一度の「HMV」とに分かれていました。
「航空整備」は、空港に到着した飛行機が次のフライトまでの間の点検・整備です。
「A整備」は、375-600時間ごとに行われる整備で15人ほどの整備士が6時間ほどかけて実施します。
「C整備」は、3000-6000時間ごとに行われる整備で、約1週間飛行機の翼をドックで休め、多くのパネルをはがし、部品をとりはずし、本格的に実施されます。
「HMV」はヘビーメンテナンスビジットの略で、4-5年たつと実施される整備です。機材の長期使用にともなって発生する各種作業(機体構造の点検、防食作業など)です。
安全品質を守るために部門は4つにわかれています。「ドック整備」「ライン整備」「装備品整備」「エンジン整備」です。
案内の女性にしたがって、機体のすぐ近くまで行くことができ、整備士の動きをみることができます。もっとも、何をどのように整備しているのかは、わかりません。
機体は機種にもよりますが約800億円、エンジンは一台35億円ほど、20年ほど就航するそうです(まだ使用可能でもその程度でとどめているようです)。
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