【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

ミュージカル「吾が輩は狸である」(於:ブディストホール)

2017-11-24 20:06:17 | 演劇/バレエ/ミュージカル

 

 築地にある東本願寺のなかのブディストホールで、ミュージカル「我が輩は狸である」を観ました。是枝正彦さん作・演出です。


 四国全土の狸一族の次代のリーダーと目されるロミ丸。この地では人間が開拓の名のもとに環境破壊が進み、狸の生活圏がおびやかされていました。ロミ丸はその現状を憂え、人間どもの様子をさぐるため街に出てきます。ロミ丸はかつて修行のため人間界で勉強したことがあり、その時の友達だったノボに協力を頼みます。

 しかし、ノボはジュリ絵という女の子にのぼせあがっていました。ロミ丸はノボに逆に恋の手助けを依頼されてしまいます。ジュリ絵の父親は開発推進派で、狸族にとってはやっかいものですが、娘のジュリ絵は父の考え方に真っ向から反対していました。

 お互いが助けあうことを条件に、ロミ丸はジュリ絵に会いにいきますが、一目ぼれしてしまいます。そしてジュリ絵もロミ丸に惹かれていきます。

 しかし、ロミ丸は狸族の一員、ジュリ絵は人間。一緒になれるはずがありません。しかし、秘薬がありました。それを飲むとロミ丸は人間になることができます。しかし、二度と狸にはもどれません。リーダーになることをあきらめなければならないのです。しかし、ロミ丸は人間になることを決心します。

 ロミ丸はリーダーのドロ兵衛の娘メリタンとの結婚が予定されていました。しかし、ロミ丸がジュリ絵に出会ってからは、疎遠にされてしまいます。メリタンはジュリ絵にも秘薬を飲ませることを考えます。

 ロミ丸は秘薬で人間に、しかしジュリ絵は秘薬で狸に。 さて、この顛末は??

 狸一族の現リーダーを演じた岡智さんは、声量がすごいです。多くのミュージカルの経験を積んだ俳優さんです。ロミ丸の神永圭佑さんは演技、歌とも抜群です。

 朗読劇的要素も取り入れて、風祭ゆきさんが担当していました。長い舞台経験があるので、さすがにオーラがあります。(昨日たまたま見ていた映画[DVD]「セーラー服と機関銃」に出演していました)


 「AKB48」の吉川七瀬さんはジュリ絵役で出演していました。


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