TVーASAHIの朝番組に「ゆうゆう散歩」というのがある。歌手の加山雄三さんがあちこちに散歩に出かけ、そこの名所をおとずれたり、食べ物屋さんでつまんだり、町工場で職人さんと話をしたりする。主に東京の各地をを散歩するのだが、ときには新潟や京都にでかけたりする。もう78歳というのに、加山さんは背筋をぴんとさせて歩き、リズムもよい。話し方、コミュニケ―ションの取り方も若々しい。うらやましいくらいだ。
番組の終わりには、色紙にその土地への想いをつづり、また心に残った風景を水彩画にする。いつもはいい風景をまず写真にとって、その写真をみながら描いている。「自由に、気軽に、理屈じゃなく」がモットーである。
「関心・感動・感謝」の人生の三冠王をめざして、ひたすら歩いて、もう1年半ほどになる。その絵(40点)が一冊の本になった。この番組はだいたい見ているので(生で見られないときは、録画)、この本におさめられている絵はほとんど知っている。
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