ホークスは先週1勝4敗でした。昨日はモイネロ投手が踏ん張って連敗をストップしました。
長いシーズン中には、必ず苦しい時期があります。去年は7月に大連敗して失速してしまいました。負けが混み始めた時にいかに止められるかが重要です。去年までのバファローズは山本投手という絶対エースがいてその役目を果たしていました。今年のホークスでは、これまでは有原投手でしたが、ここへ来て打ち込まれています。今はこのモイネロ投手がその存在かも知れません。昨日も序盤どうなるかというところで立ち直って何とか勝ちに繋げてくれました。
劣勢の試合でいい働きを見せてくれているのが、正木智也選手です。チャンスをもらいながらなかなか物にできなかった去年とは違って、しっかり進化しています。昨日も苦手とするバファローズの田島投手にいいピッチングをされて、このまま行くのかと思われたところを、一発放って追いついてくれました。これで下位の打撃陣に火がついて逆転にまで持って行けました。小久保監督が6番に据えて動かさないのは、彼のしっかりと準備をしている姿勢を買っているからだと思います。
この人の存在も大きいです。昨日は1番バッターとして活躍した今宮健太選手です。文字通り攻守の要としてチームを引っ張ってくれています。安定感のある守備はもちろんですが、今年はずっと1、2番の上位を打って打率もそこそこですし、何よりケースバッティングが素晴らしいです。かつての川﨑宗則選手や松田宣浩選手とはタイプが違いますが、今チームを引っ張ってくれているのは今宮健太選手です。
さて、いよいよ終盤です。クリーンナップの復調が鍵ですね。がんばれ! ホークス!