黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『鬼蟻村マジック』二階堂黎人(原書房)

2008-08-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
長野県の奥地・鬼蟻村。酒造業を営む旧家・上鬼頭家では70年前に、その地を訪れていた軍人・田辺少将が“鬼”によって殺害されるという奇妙な事件が起きていた。
御礼のリカちゃん人形コレクションに釣られ、その一族の出身である同僚・臼田竹美の婚約者の振りをすることになった水乃サトルは、彼女とともに村へとやって来た。
現在、上鬼頭家は、夭折した先代の新太郎の遺児である国也を次期当主として擁立しつつも、鬼の三姉妹と呼ばれる新太郎の腹違いの姉妹たち…加世子、美佳子、佐江子が互いに牽制しあいながら実権を握っていた。
ところがそこへ、先々代の徳之輔の妾である小滝みすゞが密かに彼の子供を産んでいたという事実が発覚。その孫だという盲目の美青年・達彦が現れ、大波乱。
さらに、翌朝サトルが二日酔いで出られなかった朝食の席で、加世子と国也が倒れ……

久しぶりな水乃サトルシリーズ……何作目でしたっけ?(笑)
今回は横溝テイストですね~。

<08/8/17>