黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚』高里椎奈(講談社)

2011-11-16 | 読了本(小説、エッセイ等)
横須賀で探偵事務所を営む、鬼鶫航の元に、ひとりの女性・戸奈瀬芽衣子が依頼に訪れた。
依頼内容は、祖父・陽一朗が遺したという古い本について。以前見た時には、子供も楽しめるお伽話だったはずが、地獄や悪魔の物語に内容が書き替わっていたという。実は祖父に恨まれていたのではないかと、思い悩んでいるというのだった。
鬼鶫の友人で、探偵助手の佐々稀一は、その事件に怪異が絡んでいるらしいことから、鬼鶫に内緒で、深山木薬店にその依頼を持ち込んだ。
甥と偽り秋を同道した佐々と、鬼鶫は、新幹線で彼女が住む新潟へ。
その車内で知り合った車内販売の女性・遠藤星晴が、芽衣子の従姉妹で、彼らの迎えだった。
かくしてやってきた、旧家・戸奈瀬家では早速怪異が起き、芽衣子が動揺する中、鬼鶫は秋をライバルと思い込み、勝負を挑む。
早速、陽一朗の周辺について調査をはじめた彼らは……

シリーズ第二章・第五弾…ですが、雰囲気は初期っぽい?と思ったら、番外編だったようです。
新潟が舞台ということもあって、個人的に、どうもその辺に意識が行き過ぎ(新米に、イタリアンにへぎそば…/笑)。秋たちが食べてたイタリアンは、多分フレンドの方ですね(笑)。
今回、雰囲気探偵(=鬼鶫/笑)たちは、今後も登場するのかなぁ。

<11/11/15,16>