『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』倉阪鬼一郎（講談社）

某県の五色沼の、ほど近くに佇む黄緑館・藍紫館という名の面妖な洋館。
唐草に彩られた意匠の、その館の御披露目パーティが催されることとなったが、招待客はわずかに四人だけ。
やがて事件が起き、招待客のひとりである被害者は、怪物の存在を示唆し亡くなった。そして第二の事件が……

タイトル通りのミステリ……ええ、とってもバカミスです（←褒めている/微笑）。
もう、メタメタで、ここまでやっちゃう労力と根気がある意味、すごいです。
文庫化する時にはどうなるのか、ちょっと気になる…。

<11/10/31,11/1>