黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『マイマイとナイナイ』皆川博子/宇野亜喜良(岩崎書店)

2011-11-15 | 読了本(小説、エッセイ等)
おんなのこ・マイマイは、かあさんにもとうさんにもみえない、ちいさいちいさいおとうと・ナイナイをみつけ、くるみのからのなかにいれた。
そんなあるひ、おおきなもりにはなをつみにいったマイマイは、はしってきたしろいうまにけられ、みぎのめがこわれてしまう。
かわりに、ナイナイのはいったくるみをいれたマイマイ。
まぶたをひらくとくるみのからもひらく。マイマイがねむっているとき、ナイナイがそっとからをあけると、へやのなかにはよるのゆめがひろがっていた……

皆川さんと宇野さんの豪華なコンビが、妖しく不思議な世界感を表現されていて素敵♪
……ちいさい子が読んだら、ちょっとトラウマになっちゃうかもですが(笑)。
<怪談えほん>という叢書で、他にもいろんな作家さん(普段大人向けに書かれてる)が参加される模様。続刊も気になります~。

<11/11/15>