黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『QED 伊勢の曙光』高田崇史(講談社)

2011-11-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
銀座で行なわれる予定だった、伊勢の秘宝展に展示公開される予定であった珍しい鮑真珠『海の雫』が何者かに盗まれた。
さらに、伊勢の小さな村・八岐村にある海風神社の神宝である、それを携えて上京した神職・日祀栄嗣が両手の親指を切られた上でホテルの五階から転落死。さらに、その後一緒に上京していた栄嗣の姉・外城田小夜子も両手の小指を切られた、首吊り死体となって発見されていた。
友人の小松崎良平から、その事件に絡み伊勢に来てほしいと頼まれた桑原崇(タタル)は、本来一緒に行くはずだった小松崎の都合がつかなくなったことから、代わりに棚旗奈々を誘い、伊勢へと向かう。その道中、謎の多い伊勢神宮について語るタタル。
そんな彼らを待ち受けていたのは、タタルのかつての恩師である五十嵐弥生だった……

シリーズ第17作で、最終作。今回のテーマは伊勢神宮や天照大神の謎について。
何気にこれまでの登場人物たちも再登場。
タタルと奈々はどうなるの~と、別な意味でハラハラしましたが(笑)、最後の最後でちゃんと言う事は言ったらしいので、ちょっと安心しました(笑)。

<11/11/28,29>