黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロン@ブールミッシュ

2009-10-08 | スイーツ
 柚子、ピスタチオ、塩、フランボワーズ、ショコラ、ローズの6種。
 それぞれの風味のマカロン生地に、それぞれの風味のバタークリーム(ショコラはガナッシュ)が挟まれています。
 ふかっとした食感。風味はちょっと弱いかな?
 
 ブールミッシュ:東京(銀座) ※横浜タカシマヤで購入。

『武士道エイティーン』誉田哲也(文藝春秋)

2009-10-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
ともに3年生になった好敵手2人。
磯山香織は、東松学園高校女子剣道部で、自分を慕っていたはずの後輩・田原美緒の様子が、何だかおかしく、しかも頑固なまでに平正眼の型を取ろうとすることに頭を悩ませていた。
片や、福岡南高校の剣道部で、インターハイで香織と戦うべく頑張っていた甲本早苗。ところがそんな中、内側側副靭帯を損傷してしまう。
果たして2人の戦いの行方は……本編、

ティーン誌「Cuteen 」で専属モデルとして活躍していた早苗の姉・西荻緑子。
高3になり20代の女性向けファッション誌「will you」に進まないかという話が持ち上がるが、なかなかうまくいかず苦戦。
そんな不安を恋人の岡巧に打ち明けるが、ある時、女子剣道部のカワイから彼と別れて欲しいといわれ……『バスと歩道橋と留守電メッセージ』、
祖父・桐谷典光の元で稽古に明け暮れた、桐生玄明と兄・隆明。そんな彼らは、他の生徒たちとは違う、<オサメ>と<シカケ>という特殊な剣道を教えられて育った。
祖父は、その才能から玄明を跡継ぎにしたがったが、ある時を境に、乗り気ではなかったはずの隆明が跡を継ぐと言い出し……『兄、桐谷隆明』、
福岡南の剣道部顧問・吉野正治の伝説。
小学3年から剣道を始めた吉野。一緒にやっていたのは幼馴染の女子・宮内直美とライバル・市原遼。
やがて遼は別の中学校に進学。吉野は厳しい稽古に追われる日々の中、家の事情が原因で直美が不良の道に……『実録・百道浜決戦』、
昔から何事も飲み込みが早く、要領よくやってきた田原美緒。好きな男の子が始めたのをきっかけに、習い始めた剣道だったが、やがて中学生に。稽古をつけに早苗とともにやってきた香織に心酔するようになるが……『シュハリ!』の短編4編収録。

シリーズ第3作。最終巻?
高校3年になってそれぞれの剣の道を進む2人。香織はちょっと性格的に丸くなったかも(笑)。
合間に挿入されている脇役たちのお話もとても良かったのですが、形としては分けてもらった方が読み易いかも…。

<09/10/8>