黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『バレエ・メカニック』津原泰水(早川書房)

2009-10-04 | 読了本(小説、エッセイ等)
9年前、海辺でスケッチをして目を離した隙に、娘・理沙は溺れて昏睡状態のまま、16歳に。妻は、精神を病み療養中。
その後、皮肉にも天才造形作家として、世間で認められるようになった木根原魁は、都心での商談後、幻聴らしき言葉を耳にした。
そして奥多摩の自宅へと帰る途中、渋滞の高速道路で津波に襲われた彼。理沙の担当医師である、女装癖のある脳神経外科医・龍神好実によれば、昏睡中の理沙の夢想が、東京にさまざまな異常事態を引き起こしているという。
その世界では、彼女が好きだった蜘蛛ハンニバルが跋扈し、竜が飛ぶ。
龍神とともに、隣人の馬車で、理沙のいる病院へ向かう木根原だったが……第1章 バレエ・メカニック、
3年前の出来事は、<理沙パニック>と呼ばれ、世間では都市伝説のように思われていた。木根原は、今では創作活動を辞め、インターネットで理沙の情報を探す日々。網膜色素変性症を患った龍神は、失明の危機に瀕していた。
そんな中、理沙を見つけた、という木根原。帝都新聞企画室の皆実と、セントルイス州バーンズ病院のドクター・ホロヴィッツの実験の中で、理沙の声を聞いたという人間がいるという……第2章 貝殻と僧侶、
数十年後。
コグレクトロが開発したエレクトロキャップを用いて、“本当の自分”を表現できる<ヴィラージュ>が流行。それにより生み出される共同幻想の中に生きる人間を、<チルドレン>といった。
雑司ヶ谷の昭和村にくらす<ドードー>から、理沙に会う為、メインフレームまでの道案内をして欲しいという依頼を受けた、<チルドレン>の山岸外起夫。ドードーはかつて、理沙の主治医だったという……第3章 午前の幽霊 を収録。

植物状態の少女・理沙が見る夢が現実化し…という世界を描いた幻想小説。
精緻な筆致によって構築された世界が見事です。
各章タイトルは映画タイトルから?

<09/10/4>

デザート@プレミアムビュッフェ

2009-10-04 | スイーツ
いろいろ盛ってしまったので、皿ごと。

 ひと口大のショートケーキ(いちご味。上に載ってるのはクランベリー)。ハワイアンドーナツ(サーターアンダギー風のドーナツに、生クリームが塗してある感じ)。マシュマロのチョコがけ(チョコレートファウンテンがあって、マシュマロなどを箸に刺して、つけるスタイル)。ワッフルのバナナ&チョコがけ(小さく切ったワッフルにチョコがかかってます。バナナはスライス)。パンナコッタ(メロンシロップっぽい緑が見えます。中に入っているのはクランベリー)。みかんオレンジゼリー(クラッシュなオレンジゼリーの中に、缶詰みかん)。

 ドーナツとワッフルは、水分が抜けてる(というかパサパサ…)感じなので、ちょっと食べにくいかも;
 チョコレートファウンテンはちょっと楽しいです♪

 プレミアムビュッフェ:神奈川(横浜)

プレミアムビュッフェ

2009-10-04 | カフェ・レストラン
 横浜のみなとみらい駅に隣接している(?)、クイーンズスクエア内のビュッフェ。
 ライブ前の早目の夕食&デザート♪
 和あり、洋あり、中華ありでバラエティに富んだメニュー(カレーとかもあったような…)。
 いろいろ種類はあるけれど、元を取ろうと考えると、もうちょっと胃袋的に余裕のある時でないと無理かも…(笑)。

 1回目は、ピザ2種類(マルゲリータと何か)、カルボナーラ、チーズのリゾットと野菜サラダ(中身の種類・ドレッシングは自分でチョイス)。
 写ってませんが、2回目は麻婆豆腐、上海焼きそば、中華風の鶏のからあげみたいなの。

 後はデザートに移行したので(笑)、別記。