黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(09/05) †

2009-05-31 | 新刊情報
<5月>
5/1
雪乃紗衣『彩雲国物語 黄梁の夢』角川書店(文庫:ビーンズ) 

清家未森『身代わり伯爵と伝説の勇者』角川書店(文庫:ビーンズ)

5/上
初野晴『トワイライト・ミュージアム』講談社(ノベルス)
 
5/7
梨木香歩『f植物園の巣穴』朝日新聞社

5/10
京極夏彦『厭な小説』祥伝社

恩田陸『訪問者』祥伝社

5/15
加納朋子『スペース』東京創元社(文庫)
 
5/18
三浦しをん『神去なあなあ日常』徳間書店 

加藤実秋『チャンネル ファンタズモ』徳間書店  

5/20
石田千『きんぴらふねふね』平凡社 

5/23
酒井順子『ひとくちの甘能』角川書店(文庫)

5/25
大倉崇裕『福家警部補の再訪』東京創元社 

5/26
北方謙三『されど時は過ぎ行く』角川書店

5/27
壁井ユカコ『14f症候群』角川書店

五條瑛『KUNIMORI』中央公論新社 

5/28
寮美千子『夢見る水の王国 上・下』角川書店(銀のさじ)

荻原規子『RDG(レッドデータガール)2 はじめてのお化粧』角川書店(銀のさじ)

5/29
佐々木丸美『風花の里』東京創元社(文庫)



太陽の恵@ふらんすや

2009-05-31 | スイーツ
 オレンジのババロアの中に、スポンジとパインの果肉。
 上にオレンジのソースがかかっていて、上にもオレンジが載ってます。
 夏っぽい感じ。
 箱の中で崩壊寸前だったので、ちょっとゆがんでますが、本当はもうちょっと綺麗にドーム型(笑)。

 菓子専科ふらんすや:新潟(長岡)

『暴雪圏』佐々木譲(新潮社)

2009-05-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
3月の彼岸近くにやってくる<彼岸荒れ>により10数年ぶりの大寒波に見舞われた、北海道東部に位置する志茂別。
その暴風雪により、あらゆる交通は麻痺。除雪車すらも走ることのできない状況に陥っていた。
そんな状況下、さまざまな事情を抱えた人々がいた……病を抱え、会社の待遇にも不満を抱く会社員・西田康男は、金庫にしまわれた2000万を奪う算段を。出会い系サイトで知り合った男・菅原信也との関係を清算したいと願う主婦・坂口明美は彼が撮った携帯の画像を始末しようと。暴力団・徳丸組の組長の家に強盗に入り5000万を強奪した二人組・笹原史郎と佐藤章はそれぞれに逃亡を謀ろうと。母の入院し、義父から関係を迫られることを恐れた少女・佐野美幸は家を出、親戚の元へ向かおうと。
その頃、駐在の川久保篤は、雪への対応と、白骨化した女性・薬師泰子の変死体の対応に追われていた。
やがて人々は、ボイラーの壊れたペンション<グリーンルーフ>で、やむを得ず一夜過ごすことに……

雪で閉ざされた町の中で、それぞれの事情を抱えながら極限状態に置かれた人々を描くサスペンス。群像劇かな?
割と重要な人なのかと思い、その後も登場するのかと思いきや、そのままフェイドアウトな人もいて、ちょっとびっくりしたり。
『制服捜査』の川久保さんが出てますが、ちょっと脇役寄り……というか主役は雪=自然の脅威、かなぁという気が。
その後の彼らもちょっと気になります~(あの辺とか、この辺とか…/笑)。

<09/5/30,31>