昭和20年10月。
突然、子爵である父・五条辻政孝から、国家の未来に関わる重要な文書が入った<箱>を持って、静岡の浜松に住む伯母・宣子の元に行くようにと、言い渡された咲智子。しかし列車に乗るべく向かった上野駅で、アメリカ兵に捕まりそうになり、危ういところを江戸っ子然とした口調と、それに反した流暢なキングス・イングリッシュを操る青年・堀田勘一に助けられる。
しかしその騒ぎの中で静岡行きの切符をなくした上、家はGHQに踏み込まれ、父母は連れ去られていた彼女は、勘一と共に、古本屋<東京バンドワゴン>を営む、堀田家へ。
そこで、彼女が狙われている事情にも通じているらしい勘一の父・草平から、彼女の父は学生時代の友人であったと知らされる……草平の父は、かつて“鉄路の巨人”と呼ばれた政財界の大物・三宮達吉という人物。草平自身もケンブリッジ大学を卒業したインテリなのだった。
さまざまな敵がその<箱>を狙ってくることを見越し、彼女の存在を隠す為、勘一の妻“堀田サチ”として偽装、堀田家に留まることに。
そこには、混血の若き貿易商で、<稲妻のジョー>とよばれる高崎ジョー、ジャズシンガーのマリア、元日本陸軍情報部に所属していた軍人・和泉十郎などがいて、彼女を匿う手伝いをする中、連れ去られた五条辻子爵夫妻の行方を追うが……
東京バンドワゴン・番外編。いつもは幽霊のサチさんが若き日のお話。
『ブロードアレイ~』と同じテイストかな?
かなりご都合主義的な部分がありますが、まぁそれもまた良し、と思えるくらいにみんな魅力的♪
英語になると突然、礼儀正しい言葉使いになる勘一さんとか、我南人さんのあの口調の由来がわかったりとか、いろいろ楽しさも満載ですが、特に草平さんの存在が気になります~(また登場の機会があると良いのですが/笑)
<09/5/9>
突然、子爵である父・五条辻政孝から、国家の未来に関わる重要な文書が入った<箱>を持って、静岡の浜松に住む伯母・宣子の元に行くようにと、言い渡された咲智子。しかし列車に乗るべく向かった上野駅で、アメリカ兵に捕まりそうになり、危ういところを江戸っ子然とした口調と、それに反した流暢なキングス・イングリッシュを操る青年・堀田勘一に助けられる。
しかしその騒ぎの中で静岡行きの切符をなくした上、家はGHQに踏み込まれ、父母は連れ去られていた彼女は、勘一と共に、古本屋<東京バンドワゴン>を営む、堀田家へ。
そこで、彼女が狙われている事情にも通じているらしい勘一の父・草平から、彼女の父は学生時代の友人であったと知らされる……草平の父は、かつて“鉄路の巨人”と呼ばれた政財界の大物・三宮達吉という人物。草平自身もケンブリッジ大学を卒業したインテリなのだった。
さまざまな敵がその<箱>を狙ってくることを見越し、彼女の存在を隠す為、勘一の妻“堀田サチ”として偽装、堀田家に留まることに。
そこには、混血の若き貿易商で、<稲妻のジョー>とよばれる高崎ジョー、ジャズシンガーのマリア、元日本陸軍情報部に所属していた軍人・和泉十郎などがいて、彼女を匿う手伝いをする中、連れ去られた五条辻子爵夫妻の行方を追うが……
東京バンドワゴン・番外編。いつもは幽霊のサチさんが若き日のお話。
『ブロードアレイ~』と同じテイストかな?
かなりご都合主義的な部分がありますが、まぁそれもまた良し、と思えるくらいにみんな魅力的♪
英語になると突然、礼儀正しい言葉使いになる勘一さんとか、我南人さんのあの口調の由来がわかったりとか、いろいろ楽しさも満載ですが、特に草平さんの存在が気になります~(また登場の機会があると良いのですが/笑)
<09/5/9>