黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『クラッシュ・ブレイズ マルグリートの輪舞曲』茅田砂胡(中央公論新社)

2008-07-25 | 読了本(小説、エッセイ等)
リィの姉ドミューシアが連邦大学に体験入学にやってきた。しかし、リィが美貌の持ち主なため、期待したらしいフットボール部のエース、キアラン・コードウェルが彼女を侮辱するような発言をし、皆の前で笑いものにされた彼女はショックを受ける。姉の仇をとるべく、ルウに頼み19歳の絶世の美女になったリィは、キアランの前に現れて彼を翻弄し、精神的打撃を与えることに……『優しい狼』、
ジンジャーから、彼女が出演する舞台『ブライトカーマイン』を観にこないかと誘われたヴァンツァー。しかも“大きい方”で、というリクエスト付き。出かけた彼が彼女から紹介されたのは、マーショネスの陰の実力者と呼ばれるミゲルの息子・クリスティアーノ・フランコという少年。ジンジャーに恋をしているクリスをあきらめさせる為、彼女の恋人役をすることになったヴァンツァーだったが……『初戀の詩』、
ジンジャーから舞台に誘われたジャスミンとケリーは、ここぞとばかりに正装し、2人のデートを楽しむことに。ところが劇場で謎の伝言を受け取ったジャスミンが、トイレにいった際に拉致されてしまう。どうやら彼女に似た女性がもうひとりいたらしい。行方を探すケリーは……『怪獣の宴』の3編収録。

それぞれにリンクしつつ、いろいろ楽しい3編でした。
……それにしても表紙の美人3人衆が怖いです(笑)。

<08/7/25>