黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『百鬼夜行抄 16』今市子(朝日新聞社)

2007-12-18 | 読了本(漫画)
三郎の住む箱庭に、ひとりの女がやって来たのを契機に、さまざまな異変が起こっていた。一方、不動産屋に就職した開の元を母とともに訪れていた律。帰る際、駒井という女性が開の元に持って来たものを、そのままを持って来てしまった母はひとり届けに戻ることに。ところがそのタクシーを見送った律は、何故か箱庭に飛ばされていて……『羽擦れの島』、
子供ができたと恋人・高史に報告した知代。その時の彼のあまりの動揺ぶりに、病院で一人寂しく待つイメージを浮かべた彼女だったが、気が付くと1年の時が過ぎて、夫となった高史は事故で亡くなっていた。そんな彼女の前に、ある“約束”をしていたと言う青年(律)が現れ……『異界の水守り』、
盲腸になり自分が行けなくなってしまったイタリア旅行を、友人・若田に代わってもらったことで、彼は旅先で火事に巻き込まれ亡くなった。未亡人・奈々の元に謝罪に出かけた岸だったが、留守番の老婆に女の人の絵のついた襖のある部屋で待つように言われ……『襖絵の女』、
今年は落ち葉が多いと母から言われた律。そんなある日、律は落ち葉の化け物に襲われる。どうやら木の枝に疫神がついていた為らしい。その正体を探るべく、霊能者・天羽神鈴奈の「夜会」に潜入した律と晶は……『病み枝』の4話収録。

三郎さんが鶏に……(笑)。
晶ちゃんとの今後はどうなるのか気になります~。

<07/12/18>

『お皿のボタン』たかどのほうこ(偕成社)

2007-12-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
高橋家のかざりだなの上に置かれた一枚のお皿。そこには、取れてしまったり、拾われたりしてやってきたさまざまなボタンたちが、にぎやかに暮らしています。
舞台女優のドレスについていたホワイト夫人、潮風丸の船長の制服についていたボタン・船長、あずき豆そっくりの豆姉妹、なぞの黒岩ジョー、おばあさんのうぐいす色のかばんについていたうぐいすばあさん……そんなボタンたちの語るさまざまな物語とは……

いろんなボタンたちのお話が楽しいです♪
お子さんがいらっしゃるお家ならば、同じように家にあるボタンであれこれお話を考えてみるのも面白いかもしれませんねvv

<07/12/18>